2005/12/30(金)14:12
掟破りの <ナイフ選び> スタッグハンドルを探す。
味のあるナイフ A&F ラブレスデザインナイフ アクションフィールド
たまに 美味しそう!不埒?不純? と ヘンな考えに陥る
ナイフがある。
このナイフも その一つ。 残念ながら お譲りしたもの。
R.W.ラブレスがデザイン・制作指揮をしたフォールデイングナイフで
製作はモキナイフが担当した。
R.W.ラブレスは、ナイフの神様と言われた,ナイフ界の最高峰の人。
まず、デザインの発想がすばらしく、多くの近代ナイフの貢献者。
モキナイフは,その作りのすばらしさで
「ハンドメイド」として 一般のカスタムムナイフをしのぐ 作りで有名。
ラブレス・A&F社・モキナイフのコラボレーション
でこの品ができた。
R.W.ラブレス制作・デザインのラムユーティリティを
フォールディングナイフにした物です。
全長 : 189mm
ブレード長 : 77mm
ブレード鋼材: ATS34
ハンドル材 : スタッグ(茶色味がかり,すばらしい物)
重量 : 139g
ファクトリーの中にも 今は少ない希少な スタッグのよいものがある。
値段は同じだから よいスタッグを選びたいですよね。
ナイフの店に行って 「よいスタッグのナイフはありますか」
と聞く。
普通は
「どれも よいナイフです」と答えられるが
たまに
「これと これはいいですね」
等と親身に 見せてくれる時もある。
昔 ある店で 5本のカスタムやファクトリー のナイフを
同じような質問で 見せてもらった。
とてもよいものだった。
「全部ください」
そういうと 店長の顔が変わった。
後に またその店に行って話すと
「あの時は買うと思わず 選りすぐりを出してしまった。」
「いいスタッグのナイフは 店の顔」
「良いものが先に売れると 残ったスタッグナイフが売れない」
等 本心を話された。
さもありなん。
その5本のうちの一本。
あめ色になった このスタッグは ナイフを一段と
輝かせていた。
当時の写真が出てきて 今日見ていたら 思わず ため息をついた。
やはり 簡単に 譲るべきでなかったと 後悔 しきり。