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いいもん見つけた&手作り・アウトドアー

いいもん見つけた&手作り・アウトドアー

全416件 (416件中 1-10件目)

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2011年06月25日
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カテゴリ:職人の技

強風の安達太良山

天候が厳しいと山登りも楽しさが半減しますね。土砂降りも嫌ですが、強風も嫌です。
こんな時、下山してからの骨休めに湯治場への行く事は格別な感があります。


不動湯温泉 昔ながらの玄関と時間の泊まる部屋

以前八ヶ岳の温泉の話をしました。
先日福島の安達太良山に行った帰りに「不動湯温泉」に寄りました。
現代では数少ない本物の秘湯の一つ。行かれたことがない方はぜひお試しを、、、

「不動湯温泉」は福島の東、吾妻山東麗の谷にある。有名な土湯温泉から森の中の散策を楽しむこと一時間。森の木々に包まれながら建つ不動湯温泉の宿が見えてくる。森の中にぽつんと宿の一部が見えてくると特有のゆっくりした時間の流れに変わる。入り口は昔ながらのただずまいの玄関でこれだけでも心が休まる。
嵐山光三郎も多くの温泉に関わる本を出している。著書の中の「奥の細道 温泉紀行」に不動湯温泉が紹介されている。名文に思わず納得する。


味のある湯殿

泊まった部屋は、それこそ時間が止まっているように感じる和室。この部屋は昭和8年に高村光太郎、智恵子夫妻が泊まった部屋。すぐ隣が谷底まで続く80段を超える階段がある。

3種の源泉(単純泉・単純炭酸鉄泉・硫黄泉)に合わせて、3ヶ所の湯殿があり湯治客を楽しませる。中でも最下部(谷の底)に位置する露天風呂は圧巻。部屋から時間をかけて階段を下りると扉があり一度外に出る。また屋外の階段を下りていくと3人ほど入ることができる森に囲まれた岩風呂がある。


源泉ごとの温泉とお約束のケロヨン

すぐ横に川と小さな滝があり、川音と鳥の声が重なり情緒豊かな場所。渓谷の中での岩風呂での入浴は時間が止まり別世界となる。数多くの日本の温泉の中でも不動湯温泉はトップクラスと思う。

部屋で夕食をとる。先代?のご高齢のおかみが挨拶に来る。温泉の話をされていたが、おかみの作った手作りの漬物など数種類の料理のほうが記憶に残る。
翌日は、ゆっくり出発し福島を後にした。久しぶりに家族へのお土産を買っていく。心の贅沢をした良い旅だった。
ぜひ皆さんも、下山した時の湯治場めぐりもお試しください。







Last updated  2012年08月14日 05時30分37秒
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2011年06月04日
カテゴリ:カテゴリ未分類


まだ雪が残る山道
 
 

雨と強風の安達太良山

 思うことあり、福島・安達太良山に行ってきました。いまだ雪が残っており強風と雨の中登ってきました。まだまだ東北の方々は大変の様子。震災により被害を受けられた皆様に謹んでお見舞い申し上げます。

今まで山に行く前の晩にザックに浄水器を持っていくか必ず悩んでいました。1泊程度の行程ではいらないと思いつつ当時の浄水器170gの重さに悩んでいました。
今年は悩みはなし。実質20gではどこにでも持っていけますから、、、 


20g浄水装置
 
東京都三鷹に Hiker's Depotというお店がある。日本での「ウルトラライトハイキング」を提唱し、山用品を販売する有名な店である。

この店では超軽量の高性能浄水器を早い時期から販売していた。その他、最近ではインターネット上でも同じ品物を販売する店が出てきた。

当方は山と海外旅行では浄水器をいつも持ち歩く。今まで浄水器があって助かったのは3回だけ。その回数が多いか少ないかは別として、もしもの時の水への安心感は大きい。現在セットで84gの超軽量の浄水器があり楽をしている。
「500ccペットボトル型」浄水器。万が一水がなくなった場合などには浄水装置をセットして水溜りの水等を飲料用にするのだ。


セイシェル携帯ボトル型浄水器
 いままで浄水器は20数年間で6種類試したが、それぞれが重量や信頼性など問題含みで辟易していた。薬や紫外線とろ過式、ポンプ式やつるし型などいろいろある。説明書と違い実験してみると濁りやにおいがあまり消えないものもあった。自分にとってトータルバランスの良いのは、ボトル型のろ過式浄水器。設営・組み立ての時間をとられず浄水できるところがよい。またその浄水能力も安心できるものとなっている。

この携帯ボトル浄水器は浄水器専門メーカーのセイシェルの製品で信頼と安心感あるもの。


左:浄水器セット(右は不要物を取った携行時) 
 

セイシェル サバイバル 携帯ボトル浄水器
高さ : 235mm 最大直径 : 74mm 
空重量 : 104g(ボトルストラップ・ネオプレーンカバー含)
   (空ボトルが64g、浄水装置20g、他カバーなど20g)
容量 : 約530ml 
浄水能力 : 約300リットルイオン吸着マイクロフィルタ人体に有害な物質のほとんどを除去。
●病原体の原因を除去(大腸菌(O-157)コレラ菌、サルモネラ菌他、炭疽菌などの微生物)
●化学薬品を除去(トリハロメタン、揮発性物質、洗剤、工場及び農業廃棄物)
●重金属系を除去(水銀、鉛、カドミウム、放射性物質ラドン222、アルミニウムなど重金属性物質)
雨水・お風呂の水・トイレのタンク水・小川や湧き水・塩素の入ったプールの水などを飲料水にかえることが可能。

浄水装置を取り外して携帯(この部分が20g)
 

浄水装置をはずしても、キャップが閉まるので普通は飲料水用のボトルに流用できることがありがたい。いままで使っていたは浄水装置部分が外れず、通常の水もろ過しながら水筒代わりで使用していた。最近は浄水部分が外れるものが出ており、使い勝手が向上し衛生面でも格段の進歩した。普段は密閉性にバラツキがなくなったボトルを水筒代わりにする。必要な時だけキャップの根元に浄水装置を付けて浄水器にできるのでうれしい。


またこの浄水器の能力はすごい。説明書を鵜呑みにするつもりは無いが、以前からセイシェルボトルを使っていたので信頼性と使い勝手は抜群と信じている。

購入後、余計なボトルストラップやネオプレーンカバーはすぐ取り外した。ボトルが64g+浄水装置20g。ボトルは水筒の代わりなので実質は20gの浄水装置を携行している事となる。セット合計104g→84g→20gの高性能浄水装置となった。こんな数字のマジックはさておき、この浄水器が軽いのは事実。(笑)
昨年、この浄水器を初めて見た時に思わず複数の大人買いに走った自分が情けないが、、







Last updated  2011年06月15日 19時48分35秒
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2011年04月23日
カテゴリ:カテゴリ未分類


春間近の低山ハイク
 
だんだん暖かくなってきました。日帰りで低山ハイクもなかなかのもの。
しかし丹沢でも、行方不明者は意外と多い。原因の一つとして道に迷って滑落があります。
油断大敵ですが、GPSをぶら下げて歩くほどの山でもないし、、、
そんな人に?緊急用としてもよい超軽量98gの軽量GPSがあります。
今回は当方の流用の一品のご紹介。


Edge800J
 
人には言えぬ、、GPSの流用。(チョット恥ずかしい)
当方はGPSを安全の為の保険のように思っています。
GPSを始めて購入した頃は、ロガー(移動経路をGPSを使用して記録 する)の情報収集が大変面白かった。しかし毎回山での移動経路の情報の集積はだんだん飽きてきたことは否めません。まあ道に迷った時などにGPSを使おうなどと考えています。つまり日ごろ山に行く時は地図・コンパス・自分の感をたより出歩くことが良いと思います。
オヤッ?道はどっちだなどと思ったときには、GPSをザックより引き出してスイッチを入れる。このようの使用方法で十分GPSの目的は達します。
ちなみに登山口でスイッチを入れて場所の確認さえしておけば、その後電源を入れた時に「現在位置表示」がすぐ確認できるのです。

こんな使い方をしていると、多くの機能がわずらわしい。ただ現在位置が分かればよいと思うようになる。
・なるべく軽く
・分かりやすい地図が表示される
・現在位置がすぐ確認できる
・防水
こんな程度で十分。


eTrexVistaCxと比較


当方は
eTrexVistaCx、eTrexVistaHCx、Oregon 450、Edge705を使ってきた。そして先月からEdge800Jを使っている。(使用経験はガーミン社のものばかりで、他の会社の機種は知らない。)
最近はガーミン社で掟破り?のEdgeシリーズを使うようになった。このEdgeシリーズはサイクリング用に開発されたものだが、とても軽量で有能。 山で使っても違法ではないと考えた。
使えば使うほど、山においても有能。いや他の山専用のGPS機器が重く感じられるようになってきた。
100gもなく、有能なタッチパネル搭載のGPSは当方のお気に入りとなっている。


GARMIN EDGE800Jの仕様内容(日本語版)
◇65,000色TFTタッチパネル式ディスプレイで大画面。Oregon 450と同程度の詳細表示。(道路も線での表示ではない)
◇ただでさえ小さいEdge705に比べ全長が9mm小さくなり、12g軽量であるため98gという超軽量(電池含)。
◇反応の良いタッチスクリーンはグローブを装着中の操作も可能。
◇登山道の収録された『日本登山地図 TOPO(トポ)10M Plus』 を入れることが可能。(なんと4ギガ全国版挿入可能)
◇高感度チップを採用で少々の樹林帯でも衛星を見失う事がない。
◇連泊の場合、外部バッテリーでプラス20時間稼動。

基本仕様本体サイズ:W51×H93×D25mm
重量:98g
ディスプレイ:65000色カラーTFTタッチパネル
(サイズ:W38×H56mm、解像度160×240ピクセル)
バッテリー持続時間:約15時間
日常生活防水
ANT+Sport無線対応
気圧高度計内蔵


詳細表示が可能


いまひとつの部分
・サイクル用のためケースのバックに厚い接続用の部品がついている
・ストラップホールがない。
・単4も使えるような仕様が欲しい。
→つまりここまでできるのだから、「アウトドア仕様Edge800J」を出して欲しい。

今は左肩に「GPS」を付けて歩く事はない。このEdge800Jは胸ポケットでも良いしザックの中でもよい。必要な時だけ思い出したように使うのが好きになった。
街中は携帯電話でのGPSが当たり前となっている。しかし山の中ではこのような専門のGPSを持ちたい。なにせ携帯電話のGPSでは山の中で位置情報はつかめない。地図も出ない。

特に当方のように別のことを考えて歩くオジンは、ふっと現実に戻って「此処は何処・私は誰」となっても安心。








Last updated  2011年04月27日 06時04分58秒
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2011年03月06日
カテゴリ:カテゴリ未分類

青森県下北
 

寒立馬(かんだちめ)
 
 青森に遊びに行きました。いやはや吹雪いてばかりで寒かった。道も凍結していていつ滑ってもおかしくない状況。また降り積もる雪の中で、足をとられて危ないのなんの。(笑)こんな時は良いストックが欲しいと思ったのですが、、、


ブラックダイヤモンドの「Z-ポールシリーズ」
 

ブラックダイヤモンドから3種類のトレッキングポール(ここではストックとあえて言いません)が販売されている。使ってみて想像以上の出来にびっくりした。重量と強度はある程度比例するものと思っていた。しかしブラックダイヤモンドのトレッキングポール「Z-ポール」は強度があり軽い。そして使い勝手も一段と向上しているため驚いた。これはうれしい。
ODボックスのフォックステイル、カンプ・ゼノンなどのポールを使用しているが、ここまで急速に進化した登山用品も珍しい。

Z-ポールシリーズはウルトラディスタンス・ディスタンスFL・ディスタンスの3種となっている。


収納時3折
 
3種の共通の特徴は、
・超軽量ながらディスタンスとディスタンスFLは他のブラックダイヤモンドポールと同じ強度を確保。(ウルトラディスタンスのみ半分の強度と表示されている。)
・ロックボタン(ラチェト式)でロックのオンオフ(連結・収納)が可能で、山行中の時間の無い収納時も楽に対応可能。
・ジョイントの軽快さとスピード感は、既存の同型の中で群を抜いた高性能。

ケブラーコードは樹脂でコーティング
 
・シャフト同士をつなぐケブラーコードは樹脂でコーティングで保護されている。これでシャフトとコードが擦れることがなくなり耐久性に信頼感が出ている。
・グリップ部分が長くなり、登攀時の状況に合わせて長さの調節ができる設計となっている。
・収納時40cm以下でザック内出の携行が可能。
(ザックから飛び出した長いトレッキングポールはやはり他人に対し迷惑)
・ストラップは大変軽量でフィット感があります。いつもはストックを新規購入した場合、ストラップは紐などに代えていますが、今回のストラップは秀逸の出来なのでこのまま使うことにしました。
・雪山用のバスケットは非適合。


ジョイント解除ボタン


Black Diamondウルトラディスタンス
○ウルトラディスタンス
Z-ポールシリーズで最軽量(1本135g)カーボンファイバーシャフト。
サ イ ズ:110(収納時36.5)cm、120(収納時39.5)cm
ペア重量:110cm=265g、120cm=270g
シリーズ最軽量タイプ。『シャフト強度がトレイルの半分のため、通常の使用下でも強い衝撃で折れることがあります』と注意書きが載っている。しかし他社のジョイント形式トレッキングポールと違い体重をかけても曲がらない。折れるところまで試すわけにもいかないがかなり強度がある。フォックステイルやカンプ・ゼノンの使用経験を持っている方はこちらのウルトラディスタンスがお勧め。


Black Diamond ディスタンスFL
○ディスタンスFL
Z-ポールにフリックロックを採用することで、15~20cmの調整が可能なタイプ。アルミシャフト採用で強度は従来のものと同様だがシリーズで一番重い(1本222.5g)。
サ イ ズ:95-110(収納時33.5)cm、105-125(収納時37)cm
ペア重量:95-110cm=430g、105-125cm=445g

FLのフリックロック

てんこ盛りの仕組みとなっているが、フリックロックの収納作業が余計。重量、連結・収納時の簡便さ等、使い勝手のトータルのバランスが崩れ魅力が半減していることが残念。




Black Diamond ディスタンス
○ディスタンス

軽さとオールラウンド性能のバランスに優れるモデル。重量も軽量(1本175g)。アルミシャフト採用で強度は従来どおりと言う魅力の一本。
サ イ ズ:110(収納時36.5)cm、120(収納時40)cm
ペア重量:110cm=340g、120cm=350g
これはよい。バランスが取れた設計で、素材はアルミ。強度も十分で初心者にお勧めできるもの。もちろんトレッキングポール使いには「ぜひ一度使ってみたら」といいたくなる代物。この使い勝手のよさを知ればもう今までのトレッキングポールには戻れない?

軽量なストラップ

シャフトの素材はアルミとカーボンファイバーが代表格。カーボンは軽いが傷などに弱いイメージがある。素材はアルミかカーボンファイバーのどちらが良いか悩むところ。まあ結論を言えば、折れ方が違うが耐久性は人が言うほど違いがあるわけではない。長期の山行でなければ、傷ついたトレッキングポールは寿命が来たと次の山行までに新調したい。


石突部分用にカーバイトティップと別売汎用ラバー
 
Z-ポールシリーズの石突部分用にカーバイトティップ(1個6g)とラバーティップ(1個4g)が付属している。この部品は道具(ペンチなど)と時間の余裕なしには交換はできない。「畳んで携帯する時や地面を傷つけたくない時にラバーティップの使用を」などと山行中に取り替えろと理解できないことが記載されている。
当方は四六時中カーバイトティップを付けている。専用のラバーティップは使わない。収納時と登りはこのティップの上に別売りのラバーを被せ対応している。
山に行く時は重量を気にする。何万回もの同じ作業(歩く・登る)をする時、1gの重量は何万倍にもなってじわじわ体を痛める。トレッキングポールは腕で持ち上げ地面を押す作業の連続だから数グラムの差でも違いは大きいのだ。軽量化と強度のバランスを実現したZ-ポール設計者の姿勢に思わず拍手。








Last updated  2011年03月06日 17時25分46秒
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2010年12月18日
カテゴリ:カテゴリ未分類


500ccに1個


冬山には固形スープがお気に入り。

この話は20年前、飛行機で「お飲み物は何にします?」と聞かれ「スープをお願いします」と微笑み返しをしたことから始まる。(笑) 
旨い、インスタントなのにいくらでも飲めそうなチキンスープだ。着陸後空港の土産売場で「ANAスープ」「JALスープ」などと粉状のパックが売られているのを見つけ買って帰ったことを覚えている。その後数度冬山に持参した。

ストアで「チキンコンソメ」なるスープの素を見つけた。固形や粉末状のものだ。よく見るものだが料理用だからそのまま溶かして飲む事は出来ないだろうなと思いつつ・・・飲んだ。 『なんだANAスープと同じじゃないか』と気がつく。
それから山には「固形・チキンコンソメ」を持参することとなった。
これは小さくて携帯に便利で100円で5個。とても安い。テルモスにお湯を入れる時にはこのコンソメのキューブを500CCに対して1個。薄味に作るが多く飲むのでこの程度が良い。
難点はもっと飲みたいと後を引くため飲料する量が多くなる。まあ疲れた時や食欲の無い時には元気が出る。何せ小さく軽いので数日分を持っていっても重量的にも問題ないところがすごい。


名糖のレモンティーは秀逸


その他に当方のボトルの中身のメニューは、、、
「名糖 レモンティー」は当方の愛用品。各社同様の「粉末レモンティー」は多いがこのメーカーの物が一番旨い。お湯がよいが、アイスティーが可能なので水でもよい。粉末と水の比率を考えないと(適当に作ると)まずいので注意。自分好みのお湯と粉末の量が分かった時はもう手離せない。

スポーツドリンク(ポカリスエットなどの粉末品。)これは体調の維持にも便利。炎天下などの移動にはほしい物。通常の半分ぐらいの粉末を入れるのが山では飲みやすくおすすめです。しかしこれも粉末の量が多く必要なので持参する時は限りがある。

日程によりどのテルモスに何を入れていくか悩む

その他に各種の粉末スティックタイプのコーヒー、緑茶、等何でもあるが、一杯あたりの粉末量(体積)が多いため何本も携帯するのには少し難がある。
何もない時は、飴を二個ほどボトルに入れてしまう。一時間ほど山を歩いているとほんのりとした飴の味(レモン・梅・ハッカなどおこのみ)がするのでこれもまたよい。

つらつらドリンクの候補を挙げたが、飲料以外に流用することもあるので水かお湯も必要。もちろん冬山はただの温水でも旨い。しかし「味のさみしさ」を感じたら(^^)、テルモス一本は「味のある奴」を持って歩くのもよいのではと思っている。

皆さんの「お気に入りボトルの中身」をお教えください。








Last updated  2010年12月18日 22時23分42秒
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2010年11月03日
カテゴリ:カテゴリ未分類


10月に八ヶ岳に再挑戦した。というのも8月のお盆に八ヶ岳に行ったが天気が悪く楽しめなかったからだ。日程はサラリーマンの事情もあり3日間という短期間の日程だったが、、

前の週に体調を整えるために丹沢で5時間コースのハイキングをして体調も万全。しかし台風が近づいていたので八ヶ岳の北側に着いた時には空は鉛色。天候にまたしても裏切られた。(別に誰とも約束はしていないのだが)
最終日は晴れたので、天狗岳6時間ハイクで憂さ晴らしをしたものの、3日間八ヶ岳の温泉地に逗留した。

八ヶ岳は鉱泉宿が多い。3日間の骨休め?の時に自分は温泉が好きだなと再度認識させられた。
そんな中で当方の好みの温泉のお話。温泉は個人の好みによるところが大きい。また同伴者の種類(性別・年齢・人数)にも行く温泉の選定先は大きく左右される。
山の仲間にも温泉好きの人が多い。当方は山の最後の日に温泉につかることが多い。数泊の山から下山した時に温泉に浸かり「身も心も清めて現世に戻る社会復帰」の儀式が好きだ。


湯船は風情のあるものがよい

・料理は気の利いた肴さえあればよい。
たまに行く温泉だからといって、品数だけの多いところや山中の宿での海のものは新鮮でもいただけない。

・建物は豪華絢爛でなくともよい。
彼女と行くならば、ご機嫌伺いの逆効果とならないようにきれいな旅館が必要だが、男ばかりで行くところはこざっぱりしている程度の宿でよい。

・沸かし湯でもよい。
「湯の素」を入れているような湯治場は気分を害すが、沸かし湯は許容限度内。湯冷めならぬ興ざめもしない。ただし湧出口に近い源流かけ流しが気分がよい。

・夜はひっそりと。
観光地のように、夜も街中が煌々と明るいのはちょっと、、、 できれば9時ぐらいになると真っ暗になるような山の中の温泉がよい。夜はヘッドライトを持たないと宿周りの探索ができないようなところがよい。当方は山小屋でも湯治場でも星を見るのが好きだ。

湯が出るところは厳かに

・高台にある温泉より谷間の温泉。
高台は景色がよい。これはこれで朝晩も楽しめる。しかし本当に温泉を楽しむときには谷間の温泉がよい。逆説的な発想だが、あまりにも景色がよいところの宿は、温泉の印象がとても薄れる。後で思い出そうと思っても景色ばかりになってしまう。

・風呂は岩か檜がよい。
岩風呂も人工的なものから、自然をある程度利用した風呂まである。借景を楽しむからには、ある程度は目をつぶるように心がける。(笑) 檜風呂は個人的にはとても好きだ。当方が「日本人に生まれてよかった」などと訳のわからない言葉が出るのもこのような時だ。

・泉質はやさしい方がよい。
泉質は効能に惑わされず、やさしい方がよい。当方の入浴は長時間で回数も多いからじわっと体に沁みる湯が好きだ。(でも効能が気にならないわけではない。私見ではあるが抗酸化力の強い温泉が体によい気がする。今まで行った湯治場では山形の小野川温泉の湯質はとてもよい。)

浴場の天井は高くひなびた雰囲気がよい

・体の温度調整ができるところがよい。
熱い湯も好き。ぬるい湯も好き。でも一長一短なので熱い湯の時は長時間入湯する工夫する。時として宿の工夫で湯船が複数あり、温度を変えてるような工夫もある。このような宿はとても好きだ。

こんな条件で八ヶ岳にも大好きな温泉がある。特にひなびた感のある(彼女や家族はとても連れていけない)質素な場所。3種類温度差のある湯に皆さん2時間ぐらい平気で浸かる。
ブログで紹介すると話すと皆さん反対される。 私からは言えないが、八ヶ岳のこんな湯治場を知っている人は知っている?

ぐだぐだ条件を並べたものの、好きな温泉は人それぞれなのだから文句を言うべきでは無い。そして訪れたそれぞれの温泉の「よさ」を探しながら湯につかるのが正解かと思う。







Last updated  2010年11月03日 23時20分06秒
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2010年09月21日
カテゴリ:お話したい購入品

快晴??の北アルプス
 
9月の連休に楽しみにしていた剣岳へ行く予定が急遽変更となり短い山登りをした。しかし天候に恵まれた気持ちの良いハイクとなった。山小屋も連休でありながら一人1畳はラッキー。

以前は自分にとって山小屋泊まりに対し不安があった。睡眠中に聞こえる「いびき」だ。
人間による「スターウォーズのチューバッカの叫び」や「ウシガエルの絶叫」などの合唱が眠りを妨げる。特に1畳で2人の割り当ての時など右隣に人の足があると思えば、左20cm先に寝言を言う他人の顔がある。これがいやでテント泊を考える時さえある。現在はこの悩みが解決している。
 

頼りになる愛用の耳栓

当方のお泊まりセットに耳栓がある。『科学の耳栓サイレンシアクイックイン』は当方にとっての耳栓3代目。この耳栓は従来のものと違い大変使い勝手が良い。
耳栓には、多種多様の品が販売されている。大別するとプールなどでよく使うプラスティック製の耳穴に<押し込むタイプ>、低反発素材で指で細くなるように<圧縮して細いうちに耳穴に入れるタイプ>などがある。このサイレンシアは従来のものとは違い低反発素材に近い素材に「芯」を入れてあり、外側から固定するタイプ。


この中心にある芯が要

中心に芯があることで腰が出る。後ろから押せば柔らかいが耳の中に入っていく仕組み。説明書には押し込み型の方法が紹介されているが、ほんの少し押し込み耳の入り口の突起部分の内側に引っ掛け「外側からの力で固定」するのがよい。「拡張感や違和感」がなくなる。高音が遮断されるが人の話は聞き分けることができるので緊急時にも対応可能。高音が遮断されることにより物音に眠りが邪魔されることは少ない。

これは山小屋泊まりの時だけでなく、環境に左右されたくない時の読書や若い方たちの勉強の時にも良いと思う。当方の場合は山ばかりではなく、泊まりがけの団体旅行の時には必携だ。どのような強者が同室となるやもしれない。翌日恨み骨髄の仲となるよりもこの耳栓一つで友情が生まれるかもしれない。(笑)


サイレンシア
この耳栓を使い始めてから、山小屋泊まりの「いびき」への恐れはなくなった。ただ自分のいびきは止められない。ただ・ただ「夢の中」で詫びるしか手がない。(もちろん文句は耳栓をして聞く事となる)







Last updated  2010年11月03日 23時26分43秒
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2010年09月05日
カテゴリ:お話したい購入品

かき氷
 
昨日と先週の週末に2週連続で丹沢・塔ノ岳という所に行った。
友人が体力が落ちたといって体力作りに付き合わされたもの。秋のアルプス山行のための準備との事。
特に昨日(9/4)は山行途中までとても暑かった。こんな時にも食欲?の鎌首が持ち上がる。
復路に有名な山小屋がある。花立山荘だ。ここの「かき氷」は昔ながらの味。氷を砕いたフラッペではなく昔風に削った氷で雪のような舌触り。また昔ながらのイチゴシロップをかけて幸せなひと時を味わう。熱中症に罹ったらまずいからねとお代わりしようとしたら友人に却下された。


蕎麦屋
 
大倉まで下山した時、友人も絶賛する『石臼挽きそば』の店に入る。酒の肴も豊富で思わず宴会となる。(いつもだけど) いつもながら酔っ払い相手でも店員さんの気配りがよい。「この夏は暑くて登山者が少ない」とお嘆きの様子。最後にそばをいただく。食感と香り豊かな代物で『今日も一日終了』と満足。

今回の山行で使用したストック(ポール)は「カンプ ゼノン」だ。
同型では、以前「Fox tail」(33cm~115cm 130g 4分割)というものを使っていたが、使い勝手と値段では「カンプ ゼノン」が好き。

ストック「カンプ ゼノン
  
「カンプ ゼノン」(43cm~120cm 138g 3分割)。強度は想像以上にあり軽く、使い勝手も満足のいくものだった。3分割にしたことにより一番力が加わる中心を接続部分としないため格段に強度が上がっている。以前の「Fox tail」には無い安心感がここにある。

この種のストックは、LEKIなどで知られるような「回転し接続部分を絞める」ものとは違い、ジョイント部分を?げた後、パイプの中のラインを引き固定する。ラインの強度があり意外と信頼感がある。

カンプ ゼノン
当方の好きな点は、岩場にさしかかる時の「収納時間が短く、ベルトに安全に挿す」事が可能であるところだ。ダブル収納で10~15秒という早業ができる。回転させ固定する方式ではとてもこのような短時間では収納できない。
なにせストックはとても便利な代物だが、急な岩場での収納時のわずらわしさだけはいただけない。歩きながら、そして目は岩場を見ながら、するするとしまえるストックがよい。

ストックを両手に持ち山を眺める。豊かな気持ちとなるはずが、下山して酒を飲みたいという雑念が渦巻く。修行の足りなさをお神酒で清めたいなどと罰当たりなことを考えてしまう。
最近富に思う。山にはきっと物欲と食欲を出させる魔物・妖怪がいるのだろうね。







Last updated  2010年09月09日 06時08分33秒
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2010年08月15日
カテゴリ:お話したい購入品

この5分後、濃霧で視界5m

盆休みを利用して2泊で八ヶ岳の山を楽しんだ。
楽しんだと言っても、濃霧に悩まされ苦行に近い日もあった。というのも14日の山中は5m先が見えない濃霧と小雨が半日以上続いた。 もちろん道には迷うようなことはなかったが、GPSのありがたさを感じない訳にはいかなかった。今回「ガーミン オレゴン450TC」(日本語版)というGPSを初めて使った。
これまで使用していたGPSは廉価版の「ガーミン ビスタHCx」(英語版)だった。当時、山道が反映した日本語版の地図が無かったため英語版をインストールしていたが読みずらく不満が募っていた。(後述のUUD製作所の英文字版のみ)
その後、ガーミン用の正規日本語版の地図が出たのだ。同じ機種(「ガーミン ビスタHCx」)の日本語版を購入するか、新たな機種を探すか迷った結果、新たな機種の「ガーミン オレゴン450TC」を選んだのだ。

今まで新たの機種を覗いていたが、どんどん重くなっていき魅力がない。せめて200g以下の重量がよいなどと考えていた。そして価格的には地図込みの初期導入価格は10万以下が望ましいという理由で待っていた。今回オレゴン450TCは機能が充実し200gを切った重量で、山道を表示する地図込みで10万以下の大幅な値下げとなったもので即買い。(笑)


日本語の山道表記がありがたい


ビスタHCx→オレゴン450TCを比較した。
●サイズ:高さ10.7cm× 幅5.6cm×厚み3.0cm→11.4cm x5.8cm x 3.6cm と若干大きくなった。
●重量:159g(電池込み)→196g(電池込み) 40gの差はやはり重く感じる。
●ディスプレイ:3.3cmx4.3cm、176x220ピクセル→4.0cm x 6.5cm 半透過型液晶ディスプレイ 約2倍になった感がある。視認性がとても向上した。
●防水性、動作温度 は同等。
●稼働時間:最大約25時間→約16時間(アルカリ電池)と短くなったがディスプレイの視認性を考えると致しかたなしか。
●標高誤差は同程度だが、軌跡は修正がかかっているのせいか暴れが少ない。
●ウェイポイント1,000→10,000ポイント。その他コースの記憶容量は格段にアップ。
●内蔵メモリ 無+microSD2GB可 →日本専用モデル4GB+microSD4GB これは大きい差となった。
●地図 別売 →日本登山地図(TOPO10M Plus)、日本詳細道路地図(シティナビゲーター)v11 収録済。
●操作 スティック操作。 →「タッチパネル」を使った簡単な操作。
●→3軸コンパスを採用。これは水平にして方向を探さなくとも斜めで北がわかる。


直感的なメニュー

インポート済の「TOPO10M Plus」をはじめて使ったが、山道がうまく網羅されている。このTOPO10M シリーズは今まで山道が入っておらず購入欲はまったくでなかったもの。やっと日本語の山道のある地図が出たかと喜んだ。

当方が、いままで使っていた「ガーミン ビスタHCx」については、
このブログの<老いたらGPSにしたがえ>に書いたがその魅力は落ちていない。

今までは山道が掲載されている地図としてUUD製作所の英文字表記の物を使っていた。我慢して使ってはいたが英文字はやはり見ずらい。これで引退をお願いしようかと思っていたが、「TOPO10M Plus」の山道の表記がどの程度の精度なのかわからない。
そこでオレゴン450TCにUUD製作所の地図も導入することとした。本体に地図が入っているので、microSDにUUD製作所の地図を入れ本体に装着した。とりあえず両刀(3刀)使いができるのはありがたい。

GPSは60代の高齢者はほとんど持っていない。(一部の女性も同じ)「操作」や、「初期のパソコンを介して地図を取り込」などが面倒なのだろう。(面倒というよりわからないかもしれないという恐怖感。パソコンがないなどの理由のようだ)
このオレゴン450TCはタッチパネルという初めてでも使いやすい設計と地図収録済でわずらわしい初期設定がない仕様となっており、購入してすぐ使える。高齢登山家にも朗報なのではないだろうか。値段も地図込みで考えるとと格段に安くなっておりその企業姿勢は良しとしたい。

GPSの基本である「現在位置の確認」がとても楽で正確なことは、はじめてのGPS使用者に入門編としてもよい。もちろん高度の対応も可能な上位機種であることは間違いない。
このような、すぐ簡単に使えるGPSがより手ごろな値段になれば、山で道に迷う事故はどんどん減るだろうな(自分も含めて)などと考える結果となった。







Last updated  2010年08月24日 06時10分25秒
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2010年08月01日
カテゴリ:お話したい購入品


昨日、当方は丹沢に日帰りハイク(7時間コース)を楽しんでいた。
ピンポイント天気予報では、曇りのち晴れと予想されていた。
頂で昼飯を作っていた時、曇り空が一転し強い雨が降り出した。とても短時間では止みそうにない。この急激な雨は関東の各所にあったようだ。同日(7/31)秩父で報道の方々2名の死亡事故があった事でも伝えられている。

今にも走りそうな「タイツ姿」の女性たちが「雨具を持ってきていない」「家にはあるのよ」等と話している声が聞こえた。トレイルランニング姿の男性の方々は、もちろん雨具など何も持っていない。
「日帰りだからね」等と話しながら、皆びしょ濡れで木の下に移動していた。
 
以前山に一緒に行った先輩は「山には何も持って行かない」と豪語する方。日帰りなどにはいくら長いコースでも水とおにぎり2個だけ。ここまで来ると気持ちがいい。しかし雨が降り始めると猛スピードで下山をする先輩。同行者が雨具を着ようとすると「そんなものはいい」と走る。(笑) 私も含め、他の方たちがしょうがなく雨具を着ずに、「ずぶ濡れ」でついて行く。下山してその先輩が雨具を持っていないことが理由と分かると、冷え切った体で皆さん憤慨していた。

山には「道具を持たない」美徳は確かにある。しかし日帰りコース程度では雨具を持たない人が増えているのだろうか。雨具ぐらいは持って行きたいと思うが、、、


収納性抜群のフーディ二ー(写真は別袋に収納)

フーディ二―というジャケットを以前このブログ:雨具記事『175gゴアジャケット』でご紹介した。

フーディニフルジップジャケット
撥水性であるが、袋に入れても106gの透湿性でちょっとした時には有効。(現行122gで性能アップ)これは良い。いろいろな方も絶賛していることもあり万人に間違いない物と思う。
なにせ、軽く薄い物なので携行にはありがたい。何といっても透湿性があり薄いため暑い夏にはとても快適。ザックの片隅にこの上着だけでも入れていけば全く違う状況となる。
現行の製品説明:
顔を出したり引っ込めたり…。風が強い日の太陽のようなジャケットです。超軽量でほとんど場所を取らずにコンパクトに収納できるフーディニは不安定な天候下ではその機能性を存分に発揮し、青空がのぞき始めたらパックの中に姿をくらまします。透湿性に優れているので次のスコールに備えて着用したままでも快適。質感のあるトリプルリップストップ・ナイロン素材は驚くほどに丈夫で、デリュージDWR(耐久性撥水)加工を施しているのでルートの途中のにわか雨も難なくかわします。ボリュームを抑えたフードはシングルプルで開口部と視界を片手で容易に調節できます。裾はドローコードを備え、カラビナ用の補強済みループが付いたジッパー式チェストポケットには本体を収納できます。「つなげる糸リサイクル」プログラムによりリサイクル可能。



106gの安心
 

小型吊るし傘


接続場所の調整で座っても立っても使用可能

また、山の達人の話に出ていた事をヒントに作った、枝掛け傘が有効だった。これは、横風には弱いので状況を判断し場所や傘の高さを考える必要がある。
傘の先に小さなループを作り木の枝に一周させて掛ける。止めるクリップの固定部分で長さ(傘の高さ)の調節ができる。すると、傘は両手を使わずに頭の上で雨を凌いでくれる。もちろんこの日の昼飯はこの傘の下で濡れずに頂いくことができた。


きつい雨の後降ったり止んだり。2時間ぐらいで晴れ間がでてきた。
「皆さん下山を始めたかな。でも降り続けていたら下山はちょっときついよね。」等と考えながら、当方は先に出発したので予定通り下山。








Last updated  2010年08月01日 21時48分16秒
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