2006/01/24(火)22:44
プライドと偏見
今日は休みだったので、3ヶ月ぶりに散髪をした後、
久しぶりに映画を観てきました。
「プライドと偏見」
なにやら堅苦しそうな題名ですが、アカデミー最有力と聞いて、期待感満載でいざ映画館へ。
18世紀のイギリスが舞台で、時代背景や慣習などがわからなかったから、前半はちょっと面食らいました。
でも後半、主人公たちの恋愛の行方がクローズアップされてくると、ガゼンおもしろくなってきます。
この作品では、主演女優のキーラ・ナイトレイの美しさが光っていました。
気品と無邪気さが同居する彼女の表情は、イギリス貴族の男子でなくてもつい気になってしまうところ。また演技にも魅了されました。
恋の相手役、マシュー・マクファディンは、イギリス演劇界で実力をつけている男優で、日本ではあまり馴染みがない人です。
でも彼の演技はすばらしく、どちらかというとキーラよりも彼の演技にひきつけられることが多かったように思います。
またドナルド・サザーランドやジュディ・デンチなどの重鎮が脇を固めて、この物語を落ち着きのある深い作品にしています。
結婚が家族の生活を左右する時代に、身分や価値観から生まれるプライドや偏見に翻弄されながら、自分の人生を共にするに相応しい相手を見つけようと真剣に向き合う男女の姿が、とても清々しくて、見終わった後にさわやかな余韻が残ります。
恋愛になかなか踏み込めないでいる人には、お勧めな映画だと思いますよ。
ちなみに僕はというと・・・少し自信が持てるようになったかな。
最後に、昨夜キーラの美しさについ鉛筆をとって描いたスケッチを載せます。
鉛筆の下書きにパステルペンシルで色をつけました。