2013/02/28(木)20:41
母のプリンター。
(昨日のつづき)
今日、母のところに行ってきました。
プリンターはやっぱり怒りのランプ(ホントはインク切れのランプ)を
点灯させていたですよ。
それにしてもアレ、EPSONくんはホンマにいたれりつくせりやね。
STOPボタンをポチっと押したらカートリッジがジーって動いて、
このインクが無い!って教えてくれる。
(ちなみに私はキャノン派)
そんで、もう一回押したら
今度はカートリッジが取り出しやすいところまで
またジーって動くのであります。
素晴らしいシステムや。
素晴らしいけれども、
母たちの世代には通用せんよな〜と思いました。
あの世代にとって、
機械とは自分に足りないところを補う道具だった。
自分の手足の延長みたいなものだ。
乱暴に扱ったりするんで部品も欠落するけど、
ダマシダマシ、いつまでもつきあうような関係だった。
それこそ動いている最中に無理やり止めて部品を替えるなんて、
当たり前だった。
それが機械ってもんだった。
「ブラックインクが認識できません」
プリンターにつないだパソコンにそういう表示が出た。
繊細だね。他人行儀で弱っちいぜ。
多分、何かの拍子に基盤にトラブルが起こったんでしょう。
新品のブラックを買ってきてセットしたら、
問題なくランプは消えました。
私が物心ついたころ、母は印刷会社で写植を打っていました。
「ガッシャンコン、ガッシャンコン・・」
写植の機械は重く、音がうるさかったけれど、
とてもシンプルでタフで働き者でした。
当時の日本人のようにね。