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カテゴリ:おシゴト
去年から細々と&だらだらと(笑)手がけているHP制作の仕事がある。
ほぼ大枠は固まっていたのだが、クライアントさんも私自身も全体的にはこれでいくしかないと思う一方、味がややボケた感じにとどまってしまっていることがひっかかり、なかなかリリースに至らなかった。 そんななか、秋も終わろうかという頃に私は幸運にもひとりのチョー強力なパートナーを見つけることができた。 予算のない私たちの苦しい懐事情もわかってくれたうえで、多忙ななかクライアントさん&私のためにロゴを作ってくれることになった。 そして先日、いくつかの作品を提案してもらうに至った。 早速もらった作品をHPにはめ込んでみる。 ・・・すごい。 最初にもった感想はその一言に尽きるだろう。 ロゴのラインが、カラーが、ロゴ全体で醸し出すトーンが、ショップのコンセプト、HPのプロファイルそのものに見える。 もちろんデザイナーがあらかじめ伝えていた新HPのセオリーをきちんと理解してくれていたからこその一体感、フィット感である。 いや、それにしても、である。 人はなんと多くのことを右脳で判断しているのだろう。 ロゴのなかったページと、ロゴを挿入したページとを比べればそのことがよくわかる。 たったひとつのロゴが、一覧した瞬間に受け手に語りかけるボリュームのその多さと言ったら!! かつて手がけていたHPはどちらかといえば事務的なやりとりのためのものが多く、入力のしやすさ、安定性、軽さといった操作面でのユーザインターフェースに重きをおいて構築・設計するようにしていた。 今回それとはまったく違う分野のHPを作ったのだが、ユーザインターフェースならぬユーザーサーフェス、つまりある意味”表面”部分が如何に重要かということを痛感させられた。 生意気だが、ブランディングの面白さと醍醐味を垣間見た気がする。 ちょっとぞくぞくモノである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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