|
カテゴリ:こどもネタ
この数日間、同じネタで息子とぶつかっているような気がする。
私はそもそもヤツの第一声で不機嫌になる。 「お母さん、コンピューター、貸してくれない?」 自慢じゃないが、私は朝から晩までPCの前に座っている。 用事があったり、家事をしていたり、子供たちとじゃれてる時間は除いての話だが、まぁそれでも相当長い時間、今まさに座っているこの場所にいて、今まさにやってるようにPCに向っている。 家で仕事をしているときは、インターネットやメールがないとまわらないことも多い。仕事じゃなくてもインターネットを切り離すことはありえないというぐらい使っている。 が・・・・・・それぐらい慣れ親しんでいるからこそ! なんで小学生がいんたーねっとなんか、こんぴゅーたーなんか、必要やねん? とすごーくつおいつおい気持ちを持っている。 息子の学校はクラスに1台ずつパソコンがある。なんやかんやで使っているらしく、このあいだも「ヤ〇ーキッズはよく使う」という発言を聞いてものすごい違和感を感じた。 小学生の生活のどこらへんにパソコンを必要とするのか? なんのために小学生からパソコンを習得しなきゃいけないのか? さっぱりわからん!! つうか、全面的に反対!!!!!!!!!!!!!!!! 例えば裸足で駆け回るかのように、五感を全開にして、直接触れるものに敏感であって欲しい。 例えばそうそう触れることのできない海外のこととかは、知り合いになった外国人の人の話から想像をふくらませてほしい。地図や写真を眺めて、イメージをつなぎあわせてほしい。 息子はときどきこういうことを言う。 「こんぴゅーたーで調べればすぐになんでもわかるでしょ?!」 わかるということは果たしてこういうことだろうか? いや、ギモン形にする必要なんてない。わかるということは、そういうことじゃない!! インターネットは確かにどこでもドア的なところはある。 けれど、私から言えば三角くじの箱に手をつっこむかのようなもので、何をつかめるかさっぱり読めないし、つかめたにしてもカスばっかりだったりする。いやその前に、その箱のなかにはそもそも自分が欲しいものなんてないかもしれないのだ。 奥がどうなっているのかさっぱりわからない箱に子供の手が伸びていく。 どきどきした気持ちで胸いっぱいになっている子供がその手につかんだものは、一体なんの片鱗なんだろうか? 今、実感として、五感でもって掴めるものを握り締めて味わう力を身につけないと、なぁんにもわかんないに違いない。 PCスキルはこれからきっと必要だろう。 だけど、どこでもドア的な使い方なんて、小学生で学ぶことじゃないっ!!! だから私は息子にパソコンを触らせない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.06.08 09:32:20
コメント(0) | コメントを書く
[こどもネタ] カテゴリの最新記事
|