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カテゴリ:アグリNAVI
食料自給率100%を目指さない国に未来はない(島嵜治道著)
テーマ 食料自給率に見る日本とイギリスの政策 英国 ) 第二次世界大戦後に食料不足に陥り、 アメリカからの食料援助を受けていた。 60年のカロリー自給率は42%、穀物自給率は52% ちなみに、 同じ年の我が国の自給率は79%、穀物自給率は82% その後のイギリス アメリカ依存からの脱却を図り、農業振興へと政策を大転換させた。 1.その方策 ・農家一戸当たりの農地面責を増やすことから初め 60年には32ha 07年には66.7ha へと、大規模農業経営を実現した。 ・生産面 小麦を増産するために品種改良 肥料の効率を上げる努力 2.その結果 ・03年の食料自給率は70%、穀物自給率は99% ・食料自給率の向上に成功 ・国の自立の度合いを高めた 日本 ) 戦後のスタート時 英国と同じ年に、英国が農業政策転換で勝ち取った数値に ほぼ匹敵するものであったのが、 今や、惨憺たる有様であることが一目瞭然。 これを農政の無策と言わずして、何と説明できるのだろうか? 再掲すると 戦後間もないころの日本は、 食料自給率は79%、穀物自給率は82%もあった。 今や、 カロリーベースの自給率は40%(この数値すら信ぴょう性が?) そして、主な穀物自給率(07年の統計)に至っては ・トウモロコシ 0% ・大豆 5% ・家畜用の資料 ほぼ0% 感想 ) 戦後の我が国の政治家や官僚は何をしてきたのだろうか? 確かに、昭和40年代には右肩上がりの経済大躍進はあった。 だが、それも今や思い出話だけ。 後に続く世代に、きっちりとした資産を残すことはできていない。 その代わり、天文学的な赤字国債が 今も、秒単位で膨らんでいるのだ。 これを許しているのは、 他ならぬ、我々日本国民であることは間違いない。 知らなかったというかもしれない。 でも、それは当たり前のことだが、 世界の国から何の意義も同情も得られないのだ。 何だか、 第二次世界大戦に突っ走っていった当時の軍国主義国家と 少しも変わらない様相であることに慄然としている。 確かに、 当時と今では異なることもある。 キナくさい戦争へとは進んでいないようには見えるが マエリカ主導(アメリカの好都合のシナリオ)の経済戦争への 賛同を余儀なくされていることに気がつかなくてはならない。 一部の歴史もこれらの数値(数値しか真実はない)の意味をしらない こととその意味を過小評価しかできない 思考能力しか持ち合わせていないのだ。 テレビやマスコミに向かって 大見得を切る親米派の見識は超大国の某国に完全に洗脳されている。 青息吐息で懸命に活路の灯りを求めもがいている 日本人の心からなる叫びは 見ない聞かない知らないの俺知らない。 功名心をくすぐる某国の様々なリーダー達の 恫喝に近いTPP参加に遅れを取るなという始末。 あなたはどこの国の政治をやっているのだろうか? 日々、食する食料自給率が このまま、さらに改善されなければ、 もはや、我が国は独立国ではない。 どこかの国の属国だ。 現状は、既に、認めたくないだろうが、そうなっているのだ。 結論 食料を海外に依存する国の未来はお先真っ暗である。 我々団塊はせめて、 食料数値の改善に全力を傾けなければならないのだ。 グルメに奢っている国家の行く末の見本はローマ帝国にある。 世界の道はローマにつながっている と驕った帝国は 政治の貧困と労働者を奴隷で賄った暁に、 その帝国は、あっけなく瓦解した。 ローマへの道が破滅を招く道でもあったのだ。 私には、この道が 海上輸送による航路と 航空輸送による航空路に置き換わっているように 見えるのだ。 危うし、ヤマトンチュー。 英国に見られる政策を 国情も人口も異なるから何て言っている場合ではない。 日本人は、 英国が好きな国だ。 そして、 食料自給率も理想的に成し遂げていることを知らなければならない。 食料自給率の革命的改善の良き成功国家が英国かもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年10月15日 22時28分35秒
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