根拠のない がん免疫療法
全部の医療機関がそうだとは思いませんが、高額な治療で効果の不確かなものが多い「がん免疫療法」。私のブログでは書いていませんでしたが、実は私も血液から樹状細胞を取り出しました。親戚の人がそこの医療機関で良くなったと聞いたからです。しかし、その人も樹状細胞だけではがん細胞が残り、そこを別の医療機関で取り除いた様です。今、その人は元気に働いている様です。が、がんはどうなったかは聞いていません。そこのクリニックの先生には『樹状細胞は、それだけでは効果がありませんが、抗がん剤や放射線を使用した後、短期間ならがん細胞の情報を読み取ることができ、効果がある』と言われました。それらの時期に合わせて何度か試してみましたが、全く効果がなく現在に至っています。私も相当調べましたが、免疫療法で良くなったと言われている人は、実は違う治療法が効果を表したということもあるのかも知れません。下記にNPO法人腺友倶楽部(前立腺がん患者・家族の会)武内 務理事長の注意喚起を掲載します。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー本庶さんがノーベル賞を受賞され、免疫療法に注目が集まっていますが、この免疫チェックポイント阻害剤も、現時点ではまだ手放しで喜べる薬ではなく、適応できるがん種は限定的であり、従来の抗がん剤では見られなかった、重篤な副作用が現れることもあります。(免疫の抑制装置を外してしまうので、免疫が思わぬ部分で強く働き過ぎる場合がある)がんを熟知した医師の監視下で、限定的に行われている治療法であり、前立腺がんには、まだ適応されておりません。癌細胞によってこの薬の結合対象となる抗体の数に違いがあり、前立腺がん細胞はその数が多くないので、どちらかと言えば難しい部類に入るようです。 また、現在我国では、オプジーボなどの免疫チェックポイント阻害剤と異なり、科学的根拠がない「がん免疫療法」を、派手な広告でがん患者を集め、高額な自由診療として提供している医療機関(その多くは病院でなくクリニック)も多くあります。本庶先生は、10月5日の藤田保健衛生大での講演の最後に、「こうした免疫療法をお金もうけに使うのは非人道的だ。わらにもすがる思いの患者に証拠のない治療を提供するのは問題だ」という指摘もされていたようです。(朝日新聞)https://www.asahi.com/articles/ASLB55JBJLB5PLBJ00D.html そのような治療をやっているクリニックの中には、免疫を強化する?と謳っているこれまでの治療法に、ごく少量のオプジーボを混ぜ、免疫チェックポイント阻害剤も使っており、これが最強の免疫療法と、うそぶく手口も増えつつあるということです。このような傾向に、もっと注意を払うべきだということで、「全国がん患者団体連合会」から、「免疫療法に関する注意喚起」を促す声明が発表されました。その全文はこちらをご覧ください。http://zenganren.jp/?p=1526 NPO法人腺友倶楽部(前立腺がん患者・家族の会) 武内 務@ひげの父さん