つれづれなるブログ

2007/06/25(月)10:03

グアム結婚式編 3日目その3:挙式入場

グアム結婚式(29)

オルガンの音色とゴスペルの歌声が 海のそばの小さな教会内を包み込む。。 私が教会に入る前、両家の母親がキャンドルを持って祭壇の前に進む。 そして、祭壇中央に置かれた蝋燭台に並ぶ3本の蝋燭の 両側をそれぞれ1つずつ、持っていたキャンドルで火をともした。 2本だけ灯された蝋燭がある祭壇から透き通ったガラスの壁を通して、 白い砂浜と恋人岬が見える。 演奏が一段楽したところで、扉が開いた。 私と神父さんは、並んで教会の中に入る。 入ったところで、私と神父は頭を下げ礼をする。 少し前に進み神父は祭壇に上がり、 私は祭壇の前に立つ。そして、左こぶしを胸のしたあたりまで持ち上げ 後から来る相方と腕を組む準備をする。 神父の話が終わると、次は相方と義父が入ってくる番だ。 扉の向こうには相方と義父が腕を組んで立っている。 外の光がウェディングドレスを包み、相方は大きな白い光の かたまりのようになっていて、本当に綺麗だった。 1歩、1歩と、ゆっくりと2人は教会の中に入ってきた。 義父は、相方の手をとると、私の手の上に置き、 相方の手と私の手を握らせると、自分の手も 我々の手の上に置き、固くギュッと握り締めた。 義父は笑顔で私に何かささいたようだが、 私は緊張してしまっており、何をいったのか分からなかったが、 「自分の娘をよろしく頼むぞ」という意志が、十分に伝わり、 責任の重みをすごく感じた。 神父に促されて、私と相方は腕を組み正面を向いた。 そして、神父が何かをみんなに話すのだが、 私は次の動作のことで頭が一杯だ。 なんせさっき打合せしただけでほとんどぶっつけ本番なんだから。 そんな軽くてんぱってる時に、私の脇腹を誰かがつついてる。 ふっと右を見ると私の親父が私の脇腹をつついて 何かをいいたそうにしている。 なんだろうと思うと、親父は「左手の角度はこうだぞ」と 手本を示そうとしていた。 ・・・・・・親父・・・・・・・・・・・・・・・・ 今本番中だぞ? 今私の左手のこの角度は、アテンダントさんがこの角度ですって 言われた角度だぞ? しかも親父が示している角度は、アテンダントさんに間違っていると 言われた角度だぞ? 親父は時と状況をわきまえず(空気が読めないとも言う)、 自分がこうだと思ったことを突き進んで しまう悪い癖がたまに出るのだが(特に酒を飲んでいる時)、 こんな大事な時に癖が出てしまうとは。 軽くてんぱっているとき、そんなカチーンとするようなことをされると よけいてんぱってしまいそうになるじゃないか。 やばいやばいと思って、 なんとか外の海の様子を見たりして、気を落ち着けた。 (わ!浜辺で海水浴している人達が、こっちを見ているよ(汗)) 親父は母親に制止され、おとなしくなった。

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