2008/10/04(土)22:17
あいうえお50音の旅(1)-6後編
その後、1,600年の歴史を有している番外寺、海蔵院東海寺に向かいます。
どうやら空海もこの寺に立ち寄っているみたいです。
多くの方がこの寺の来られていることが示されていました。
ここの住職は、四国剣山顕彰学会の重鎮でもあるそうで、中でおいしいお茶などいただき白龍弁財天ほか、多くの貴重な品々を見せていただきました。
その近くにあるという若宮神社へ案内されました。
そこも鳥居はなく、注連縄だけになっており、イエスの手洗いがあったという石碑、應神天皇が使用された場所を記す石碑があったり、三猿(言葉を使用しないために、黙示を意味するという)と應神天皇なのでしょうか、立っている人がカバラの生命の木を持っているらしい古い石碑がありました。
若宮神社
伊江須乃手洗(イエスノテアライ)石碑
應神殿跡の石碑
左は宝玉。
右上部は應神天皇?が右手にカバラの生命の木を持っている、右下部には三猿(黙示を表す)が彫られている。
古いものゆえ見辛いと思いますが、念のために・・・
会長の話によると、應神天皇とは、神に応じるということであり、応じるとはYes,Sir(イエス、サー)でイエスを表すとのことです。
この辺のことはお話を聞くのみで、まだ胎から納得するというレベルにはいたっていません。
あいうえお50音の旅が続いていくことで、自分なりの答えが出てくるまで待つことにします。
ただ、小豆島の寒霞渓も應神天皇が来られており、その史実があるらしいことを知っていますので、なんとも複雑な心になってしまいました。
また徳島空港に向かっている時、運転をしてくださった方のお話です。
「ある地域では老人たちは今でも、又来てくださいと言う時には、又来てたもれと言います。昔の言葉がそのまま今も使われているのです。
僕たちが方言だと思う言葉も、古典を調べてみますと、それがその当時の上流階級のひとたちの標準語だったんだと判明します。」
には、衝撃をうけました。
時代の波に晒されないままに、四国のここかしこには、今もなお太古の息吹が脈々と受け告がれている貴重な地域なんだと・・・・・
栗枝渡の満月祭も、なんとか命脈をつないでいますし・・・
目の前の海は沖縄の久高島と黒潮でつながっているとのこと・・・・
直接交流があった可能性もあるかもしれませんね。
海・・・・・
海も言葉を発してはくれませんが、最近海の相を見る時、その内に秘めている奥深さをいろんな角度から感じ始めているところです。
完