風に恋して ~自由人への応援歌~

2011/04/11(月)22:08

瀬戸内海に点在する島々の美しさ

自己を知る道(235)

4月7日、午前4時半から起きだして出発したBEP埋設の旅は、改めて大地の調和とはそこに暮らす人々の心(魂=意識)の調和を願う行為であることを追確認する旅になりました。 2007年の8月に日本最西端の島、与那国島へのBEP埋設を実施してから、屋久島、島原ほか、各地への埋設希望が押し寄せてきて、できることを実施し続けてきましたが、BEPの埋設に伴っていつも感じるのは、大地を汚すのは、「本当の我」を見失ってきた人々の我慾意識であり、そこに「原因」があることに気付かなければ、真の救いはないと感じるようになってきたのです。 人は短絡的に、目に見える範囲で「原因」を探してしまう。 地震の真の原因は、人の不調和な意識に気づいてほしいという天からの慈愛のように感じます。 「天災」あるいは「自然災害」なんだから仕方がないという意識で、本当の原因を探そうともしないで、自己責任を顧みようともしない。 かといって、それは天からの罰ということではなく、どこまでも本来の人(霊止)としての己に気づいてほしいという慈愛なんだと感じています。 いのちは不生不滅・輪廻する事実を知るにつれ、「死ぬ(肉体から去る)」ことでいのちが消えるわけではないのですから・・・・ 今回のBEPを埋設する都度、同じ懺悔を繰り返しながら、祈りました。 「わたしたち人類が、神の子であることを忘れ、足ることを忘れ、あらゆるジャンルで自我・我慾を肥大させ、執着し続けてきたことをおゆるしください。 アトランティスの崩壊時、その当時も同じような行為をしてきたようです。  だから感じるのです。  人の真剣な魂磨きが進むことでしか、今回の解決はやってこないであろうことを・・・・ ひとまず、大地にしみ込んでいる人類のネガティブな想念である集合意識を解除してください。 同時に肉体を失っても今だに我慾の呪縛の囚われている幽体意識を調和させてください。 (憑依されている人の住む敷地の4隅にBEPを埋設すると憑依現象は消えていった事実を経験しています。) わたし自身も含めて、真我意識で暮らせるように、わたしたちに気づきのチャンスを与えてください。 5次元地球への移行にどんな障害があろうと、それを降り越えていく勇気と力を与えてください。 それゆえの地震であり、原発問題であることに感謝しています。 自然(あらゆるいのち)と共生するユートピア社会創造への意識が加速・進行することを願います。 大きな気づきを人類に与えてくださった愛に感謝します。 人類意識の蘇りにつながっていくことを心から望み、祈ります。」 BEPの埋設実行時、同じことを感じ続けてきました。 表面的な問題解決などというものはなく、すべてはわたしたち人類の見えないけれどパワーのある意識構造が作り続けてきた足るを知らない欲望・執着こそが「真の原因」なんだと・・・・・ 水を汚す行為は、いのちを殺し続けているという実相を真剣に見つめる必要があります。 今回、山口県と広島県を中心に14か所BEPの埋設をさせていただきました。 2泊3日にわたった実践活動で、現代文明華やかな市街地とどこまでも優しい自然が息づいている調和した瀬戸内の島々が明確な対比を見せてくれました。 外見はとても美しく豪壮な家々が並び、一見幸せそのものに「見える」市街地には、隙間もなくアスファルトが敷き詰められ、BEPを埋設したくても「土」が見つからない。 原爆投下によって、地獄絵のごとき様相を呈したこの町の繁栄を素直に喜ぶことはできませんでした。 二度と同じ間違いは繰り返さないと誓い、広島大学学長が刻んだ言葉が平和公園にあります。 その刻まれた言葉とは、【自分自身を知れ】だったと記憶しています。 【自分自身を知れ】という言葉の意味を、真に知っている人が何人いるのでしょう? 【平和都市宣言】は、内容を伴わない言葉だけのきれいごとでしかなく、表面を取り繕っているまやかしでしかないことが町作りを見てわかります。 岐阜に住んでいた時、縁あってお目にかかった「名無しのおっさん」が言い続けられていた「現代人のほとんど全員の脳が封印されている。この封印を解かないことには、地球の存続はない!」という言葉を思い出していました。 脳の封印を外すこととは、【自分自身を知れ】という言葉に秘められています。 山口県内3か所、広島近郊6か所、呉市5か所 合計14か所の埋設でしたが、呉に関しては、小さな島々への埋設がメインでした。 そこに足を踏み入れることができて、心から救われました。 そこで出会ったおじいちゃん、おばあちゃんの心は透明で優しかった。 波のない静かな瀬戸の海、ごみ一つ落ちていない土の道、整備された段々畑、満開の桜、すべてが自然に溶け合って調和していました。 呉で受肉し、暮らした場所は旧呉市内だったので、これほど調和した島々の存在を知りませんでした。 旧呉市内は、軍港の色合いが濃く、どうにも好きになれなくて17歳の時、呉から出ていくことを決意したのです。 今回、呉を別の角度から見る・感じるという視点を経験させていただき、心から感謝します。 埋設行為を通して、自分の今日までの人生をゆっくりと思い出していきました。 【自己を知る】ことでしか、わたしたち人類の豊かな明日はないということもどっしりと胎に入りました。 感謝です。 *nazoKさんが、青森県と北海道地域へのBEP埋設ボランティアを求めていらっしゃいます。 BEP埋設行為は、誰かのためということではなく、【自己を知る】ための一歩にもつながっていくと感じます。 大地を浄化すると同時に、埋設者自身の浄化が起きてきます。 水はいのち! 大地の水の浄化は、人の浄化でもあるのです。 つながり合ういのちの真相を、大地が教えてくれると思います。 BEP埋設ボランティアをご希望の方は、ご連絡くださいませ。 つながり合う すべての いのちに 感謝^^

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