花の歳時記 (天南星の魅力&山野草)

2006/03/12(日)07:18

烏葉姫立金花の花~カラスバヒメリュウキンカ~

 全面曇り空の暖かな日曜日の朝を迎えました。ここ数日の気温の上昇により庭の白木蓮の花が一斉に蕾を膨らませました。椿は花を咲かせ小鳥の来訪を待っています。こんな中の今朝の散歩は穏やかな気持ちで緑道を一周することが出来ました。玄関脇の鉢植えの烏葉姫立金花の花が咲き始めました。    カラスバヒメリュウキンカ(烏葉姫立金花)は姫立金花の変異種で葉の色が濃褐色で黒味を帯びていて艶があり烏の羽に似ていることから由来しています。姫立金花(ヒメリュウキンカ)はキンポウゲ科キンポウゲ属の多年草でヨーロッパからシベリアにかけて広く分布しており、どちらかと言うと湿地の草原や川沿いなどに自生しています。  草丈は10~15cmで、葉はハート形の濃褐色で黒味を帯びていて艶があります。早春2月下旬に花茎を5~8cmほど伸ばして3月~5月頃まで鮮黄色の花を咲かせます。 烏葉に 春三月の 黄金咲く 春光に 烏葉キラリ 黄色呑み

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