花の歳時記 (天南星の魅力&山野草)

2007/06/22(金)05:49

大半夏の花~オオハンゲ~

 今日は二十四節気の一つ夏の最中日高く極まる夏至です。長い一日をどのように有効活用しようかな?うぅ~ん!ヤッパ睡眠第一か!。今朝は雨を心配してお父さんは4時30分頃に早く散歩に連れ出してくれました。散歩したい気持ちはあるが、近距離を短時間で帰宅すると、大半夏の花達が口を開けてお出迎えです。     オオハンゲ(大半夏)はサトイモ科ハンゲ属の多年草(球根植物)で、中部地方以西の本州~九州に分布し、山地の常緑樹林内の湿った場所に自生しています。田圃等の湿地に生えるカラスビシャクに良く似ていますが、オオハンゲの方が全体に大きいです。  草丈は20~50cmの花茎を直立させ、先端に10cm位の仏炎苞を付け5月~8月に開花させます。葉は長さ10~20cmの広卵形~狭卵形で3深裂する単葉でムカゴをつけません。仏炎苞の色は緑色または帯紫色があります。葉に斑入りのものもあります。結実して多くの種子で簡単に繁殖します。    大半夏鎌首擡げ夏至を呑む     <大半夏> <紫大半夏> <斑入り大半夏> (前頁の「馬刀葉椎の花」も見て下さいね!)

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