花の歳時記 (天南星の魅力&山野草)

2014/01/24(金)06:55

~椿の花便り7~ 片山宗旦薄氷に居合抜き♪

片山宗旦薄氷に居合抜き♪ 植物名:カタヤマソウタン(片山宗旦) 科属名:ツバキ科ツバキ属 開花期:2月~4月 特徴等:花の形態は白色の一重の筒~ラッパ咲きで、筒しべの小輪です。樹は立性で、強健です。葉は楕円形の中型で、縁が外曲し、ゆるく反曲しています。花弁は5~6枚の丸弁が深く重なり、凹凸や皺もありません。花弁に比べて大きく整った雄芯筒をを抱えて咲きます。京都大徳寺のヤブツバキ群よりの選抜種です。 白椿落す姿は春袷 ★ ★☆★ ★☆★☆★ ★☆★ ★ 東海市の中央にある大池公園の西側に隣接する大窪公園~加家公園(メルヘンの森)にかけて市民憩いの散歩道があります。 この散歩道に沿って約1kmの間に椿の樹が植わっており「ツバキの小径」と呼ばれています。 この小径には約600本の椿の樹が植えられており、約200品種の椿の花が前年10月~5月の長期間にわたり次から次へと咲き誇って、市民の目を楽しませてくれます。 今年もここの小径で咲く椿の花を順次紹介していきたいと思いますが、今冬は格別に寒さが厳しいため開花が遅れています。 椿の愛好家の方は勿論のこと、そうでない方もどうかご愛読下さい!。 ★☆★☆★ 今日の椿の花は、比較的小さくて真っ白な花弁がとても清楚で清々しい「片山宗旦」です♪。 名前から考えると、何処かの由緒ある藩のお武家様のような感じがしてなりません。 5~6枚の丸弁が深く重なりあって、花自体は小振りであっても大変に重厚さを感じさせます。 その上、花弁から突き出した、大きな蕊が、とても勇壮で逞しい印象を与えます^0^:。 枝先に数多くの花を付けて咲き誇っている姿には、ついつい惹き付かれてしまいます:^o^:。 開花期間も長くて、その上花数も非常に多くて、とても素適な椿の花と言えます。 今朝も冷気の中で清々しく咲いていることでしょう^0^。 因みに、俳句では「寒椿」や「冬椿・早咲の椿」は仲冬の季語になっていますが、一般的に『椿』は「紅椿・白椿・一重椿・八重椿・乙女椿・藪椿・山椿・雪椿・玉椿・つらつら椿・落椿・散椿」と多彩で三春の季語になっています。 ★ ★★★ ★★★★★ ★★★ ★ 早朝6時の空は晴天で、一面の星空が凍てつく下界に同情してか美しい瞬きを止めてしまい、まるで息を殺しているかのようです。 段々と欠けていくお月様も余りの寒さに神々しさを失いかけており、煌々とした温もりのある照り返しも半減しています^-^;。 幸いな事に、今朝は冷たい北風も吹いておらず、放射冷却で冷やされている割には、氷点下にもなっていないようで、とても穏やかな金曜日の朝でした。 今の処は庭の水瓶には薄氷も張っておらず、日の出前に出る最低気温時には張ってもおかしくないような冷たさが寝起きの身に浸みます。 今日は移動性高気圧に広く覆われて、乾燥した晴天になり、風も穏やかで、昼間は日差しが暖かくなる予報です。 当地の日中の気温は11℃位になり、厳寒の寒さも一段落したようで、生き返ったような気分なり、余りの現金さに驚くばかりです^o^。 この暖かさを是非とも有効活用したいと思うのですが、いざとなると何をしていいのか思い浮かばないこの老骨頭に地団駄を踏むばかりの昨今です^0^。 皆さんも、暖かさに惑わされず、今日も一日ご安全にお過ごし下さい!。 ★ ★☆★ ★☆★☆★ ★☆★ ★ (↓クリックして下さいね!)

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