花の歳時記 (天南星の魅力&山野草)

2014/08/08(金)05:45

蒲の穂や夜店の主役児と共に♪

蒲の穂や夜店の主役児と共に♪ 植物名:ガマ(蒲) 科属名:ガマ科ガマ属 開花期:6月~8月 特徴等:日本全土に分布しする多年草で、池や沼地などの湿地に自生しています。草丈は150~200cmで直立しています。葉は幅1~2cmの線形で、肉厚の無毛です。茎の先端に円柱形の花穂をつけます。上部は長さ7~12cmの雄花穂で、下部は長さ10~20cmの雌花穂で繋がって付き下から開花します。花粉は黄色で4個づつくっついており、傷薬として優れています。神話の「因幡の素兎(白兎)」で兎が蒲の穂で治療した時の傷薬はこの花粉のことです。名前の由来は、朝鮮語のカム(材料)に由来すると言う説と、昔は鰻の蒲焼を裂かないで竹輪のように丸ごと太い串に刺して焼いたことからきているようです。 神代から蒲の穂頼り白兎 ★ ★ ☆ ★ ★☆ ★ ☆ ★ ★ ☆ ★ ★ 田圃道をウォーキングしていると、アチコチの休耕田で一際目立って「蒲の穂」が存在感を示しています^0^。 当地の農家でも高齢化と後継者不足のためか?年々休耕田が増加しています。 それを良いこと幸いにして、休耕田では夏草の一大天国となり、繁殖力旺盛な蒲も繁殖の一途を辿っています^o^*。 威勢の良い雑草の中でもヒーロー的な存在で、長~い花茎の先端にソーセージ状の茶色の穂を重たげに付けて、ゆ~らゆらと風に揺れています。 毎年の事ながら、このユニークな光景に誘わてか?自然と足止めさせられて、ついつい手にとってカメラを向けている自分がいるのです^o^:。 なかなか奇妙な井出達の蒲の穂も好き嫌いが二分するようですが、手に取って良~く見れば中々乙なものですよ!。 今朝も蒸し暑い湿気を十二分に含んで、元気溌剌と天を突いているような雄姿がとても素敵です♪。 因みに、俳句では「蒲の穂」は夏の季語になっています。 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 早朝5時の空は曇天で、一面に雨雲が低く垂れ下がりが夜明けを遅らせています。 つい今しがた降ったのだろうか?庭一面はしっとりとお湿りを得ているようで、庭の草木も菜園の野菜達も幾分精気を取り戻したようで、ほっとしています^0^*。 その証として、朝刊がビニールに包まれておらず裸のままでしたので、降雨の時間帯が配達時間後の4時以降と推測出来るのです。 お陰様で、蒸し暑さからも幾分解消され、決して爽やかさが戻ってきたわけではないが、とても穏やかな金曜日の朝を迎える事が出来ました。 辺りの家々はまだまだ寝静まっており、庭の木でもクマゼミやアブラゼミもお休みのようで、暫しの静寂の中に浸らせてくれます。 これぞ「沈黙は金」早起きで得た静寂は『三文の得』でしょうか?。 今日は台風11号が北上し、南から暖かく湿った空気が流れ込むため、厚い雲に覆われて、断続的に雨が降る予報です。 当地の日中の最高気温はそれでも31℃の真夏日になる予報ですので、例え雨が降っていても油断大敵で熱中症には呉れ呉れも要注意です!。 大型で強い台風11号は強い勢力を保ったまま九州南部に接近していますが、自転車並みの遅い速度で進んでいる為に、長時間にわたる暴風圏内での被害が増大する恐れが出てきます^-^;。 当地には今の処10日の日曜日が最接近する予報ですので、今後の台風情報や進路予報には十二分に注意が必要です!。 何れにしても、今回は暴風圏から避けられそうにないようですので、我が家でもこれから台風対策をせねばと、気が焦ります。 皆さんも、台風には十分注意して、今日も一日ご安全にお過ごし下さい!。 ★ ★ ☆ ★ ★☆ ★ ☆ ★ ★ ☆ ★ ★ (↓クリックして下さいね!)

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