花の歳時記 (天南星の魅力&山野草)

2016/07/21(木)05:20

花魁草わちきは今日も吉原よ♪

花魁草わちきは今日も吉原よ♪ 植物名:オイランソウ(花魁草):別名クサキョウチクトウ(草夾竹桃) 科属名:クサキョウチクトウ属(フロックス属) 開花期:6月~10月 特徴等:北アメリカ原産の多年草で、日本へは明治時代に伝わり、60種類以上の園芸品種があります。草丈は60~100cmで、茎は直立して分枝しません。葉は細長い卵形の全縁で、柄は短くて対生しますが、時には3枚が輪生することもあります。茎の先端にやや丸い円錐花序を出してピラミッド状に固まって、花径2~3cmの花を多く付けて開花します。花冠は筒部が長くて、先が5つに深く裂けて横に開きます。花の色は赤紫色や白色が中心ですが、品種改良が進んでピンクや紅色などと多彩です。 名前の由来は、花序の形が花魁の頭の形に似ていることや、花の香りが花魁の白粉に似ていることによります。 花柳界花魁草も仲間入り ★ ★ ☆ ★ ★☆ ★ ☆ ★ ★ ☆ ★ ★ 何時ものウォーキングコースの公家緑道の花壇の中に植えられている「花魁草」の花が満開です♪。 ここの花色は真っ白のためか、清楚そのものでとても清々しくて、猛暑の中でもまるでかき氷の如くに一抹の涼を呼んでいます。 ここの花壇では赤紫色の花はありませんが、多分この色の花は艶やかな色彩が夕暮れの雰囲気に良く似合うので、正に名は体を表しているようで、妖艶さだけが浮かびます。 この花は大変強健で栽培しやすいため、一時は何処の家でもよく植えられていましたが、これにも流行の波が有るのか現在では余り目にしなくなりました。 古風で妖艶な遊郭の雰囲気が現実的でなく、現在のガーデニングにはアンマッチとでも言う事でしょうか?。 映画やドラマの世界でしか見られない「花魁道中」も無いものねだりの心境で是非とも見たいと願うのは私だけであろうか?。 そう言えば、以前京都太秦の映画村へ行った時に、偶然にも花魁道中が見られてすごく感激した事を思い出しました。 特に印象的だったのは、高い三枚歯下駄を履いて、内八文字(または外八文字)を描きながら優雅に闊歩する姿が未だ目に焼き付いて離れません^o^*。 何れにしても、美しく着飾った花魁の優雅な姿を思い浮かべて頂ければ幸甚です♪。 因みに、俳句では「花魁草(おいらんそう・おいらんさう)」とか「草夾竹桃」が、晩夏の季語になっています。 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 早朝4時30分の空は曇天で、重なり合った雨雲が一面に覆っており夜明けを遅らせています。 昨夜の満月を再び早朝の満月として拝みたくも早起きしたにも関わらず既に沈んでしまったのか?はたまた雲の上で見えなかったのか残念極まりません^-^:。 爽やかな微風も吹いていないが、昨夜からの蒸し暑さも解消されており、寝起きの体には優しくも心地よい、とても穏やかな木曜日の朝を迎える事が出来ました^0^:。 日中の猛暑が信じられない程の早朝の爽やかさを独り占めしているようですが、そうでもなさそうで、朝早くからの配達員の方達もこの爽やかさには救われていることでしょう。 5時近くになっても、薄暗さは続いており、まるで総べてのものがまだまだ寝静まっているようで、静寂だけが漂う中で一人静かに庭の観察に余念がない早起き鳥でした。 その内に、この静寂を否応なしに打ち破り騒音の坩堝と化してくれる、夏の風物詩とでも言って表現を誤魔化したくもなる蝉の大合唱が始まるのです。 知らず知らずの間にか、テレビのボリュウムだけがかなり大きくなっているのも致し方ない事と諦めの境地です。 今日は広く高気圧に覆われて、日中は晴れるが、朝晩は雲が多くなり、午後には山間部や三重県南部で雨が降る所もある予報です。 当地の日中の最高気温は32℃の真夏日になり、その上に灼熱の日差しが有るようですので、熱中症&食中毒には呉れ呉れも要注意です!。 梅雨明けと共に、学校も今日から夏休みに入るので、子供たちには嬉しいことですが保護者にはそれなりに負担増となるので、痛し痒しと言った処でしょうか^o^:。 これから40日間程は元気な小学生たちの集団通学風景が見られなくなりと思うと、心元淋しくなるのも不思議な感覚が作用しているのでしょうか?。 今日は昨日のテニス疲れも若干ですが残っているようですので、ゆっくりとのんびりと休養&静養して明日への鋭気を養いたいと思います^o^。 皆さんも、この暑さに負けないで、今日も一日ご安全にお過ごし下さい!。 ★ ★ ☆ ★ ★☆ ★ ☆ ★ ★ ☆ ★ ★ (↓クリックして下さいね!)

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