花の歳時記 (天南星の魅力&山野草)

2017/05/23(火)05:00

(5月23日)姫空木水面に映す晴れ姿♪

姫空木水面に映す晴れ姿♪ 植物名:ヒメウツギ(姫空木) 科属名:ユキノシタ科ウツギ属 開花期:5月~6月 特徴等:日本原産の落葉低木で、関東地方以西の 本州、四国、九州に分布し、谷沿いの岩場などに自生しています。庭木として良く見られます。樹高は100~150cmで直立し良く分枝します。葉は先が尖る長楕円状披針形で、縁に細い鋸歯があり対生します。 葉の表面には星状毛が散生し、裏面はほとんど無毛ですべすべしています。花茎の先端に円錐花序を出して、白い5弁花を多数つけて開花します。雄蕊は10本で、花糸には角状の翼があります。名前の由来はウツギより、葉や花が小型なためです。 今日もまた卯の花探す散歩道 ★ ★ ☆ ★ ★☆ ★ ☆ ★ ★ ☆ ★ ★ 当市の加家公園の人工のせせらぎ畔に植えられている「姫空木」の花が満開になりました♪。 この小木は山野の日当たりの良い林縁や道端などに、ごくごく普通に植わっており、一般的でとても良く見られる花木です。 最近では、市内の名鉄太田川駅前のどんでん広場の花壇でも溢れんばかりに咲き乱れており、駅前広場に清潔感が漂っており好感度抜群です。 樹高が低いため、清楚で清々しく可愛い花を手に取るようにして見られて、花好きな者には至福の一時が得られて十二分に楽しめます。 毎年この時期になると、枝一杯に付く純白の花がとても見事で、ツイツイ手を取りつつ何時までも見とれてしまいます^0^:。 一般的には、「卯の花」と呼ばれており、陰暦の卯月に咲くことからとも言われていて、自分なりに納得しています。 水面に写る真っ白な花に、魚のいるはずもない水面にも、何んらかの魚がそばえているような錯覚さえ感じます。 『卯の花の匂う垣根に時鳥早も来鳴きて忍音もらす夏は来ぬ♪。』と何時の間にか口ずさんでいる老人がいます^o^*。 因みに、俳句では「姫空木」としては季語にあらず、「卯の花」とか「空木の花」や「卯の花垣・花空木」が初夏の季語になっています。 様々な品種がある花ですが、句にする際には単に「卯の花」や「花空木」でいいそうです。 ★ ★ ☆ ★ ★☆ ★ ☆ ★ ★ ☆ ★ ★ (↓クリックして下さいね!)

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