天然センス舎 ありきたりの日々

2009/07/24(金)19:11

ここだけの話!歌劇>トゥーランドット ゲネプロ

文化のかおり?(112)

というわけで、息子の所属している少年合唱団の 選抜メンバーが出演するオペラ>トゥーランドット(池袋芸術劇場) の、ゲネプロ(本番と同じリハーサル)を 特別に観劇してきました。 歌劇・トゥーランドットのテーマは、 「 愛 と 死 」 がテーマなだけあって凄かったです。 かなりハードなロープレのゲームのような ストーリー立てで、最初から飛ばしてました。 大国のお姫様がおりまして、絶世の美女のため 求婚者が引きもきらずにやってきます。 が、その条件が 「3つの謎への正解、不正解の場合は、斬首!」 なんですよ。すでに、2X名の各国の王子様が 犠牲になっていて、国中はどよどよです。 そんな始まり方・・・。 歌は、すごくステキな歌が多かったです。 イタリア人の考える、異国情緒が色濃く 漂っていて、とても気持ちよく聞けました。 「誰も寝てはならぬ」なども、よかった・・・。 昔、家にクラシックの全曲集みたいな たくさんのレコードがあって、暇なときには 聞きましたけれど、オペラだけは、 苦手だったのです。まず、歌詞がわかりませんし、 独特の裏声の歌い方をするじゃないですか。 ずっと食わず嫌いだったんだなあ、 と思いました。 舞台は、狂言師の、茂山さんが演出をされていて、 人間をシンプルにかつ、上手に使っていました。 息子達、少年合唱団のメンバーも、 装束は白の、日本の昔の遣唐使が着ている ような、長い服で、コーラスの人たちとも みな、同じです。 ただ、少年達の歌声は、バイブレーションの 幅が小さく、かつ 高音、人声とは妙に違う ムードをかもし出してました。 場面が次に、展開するのに、実に自然な、 切り替えになってました。 狂言って、小さな子どもも3歳くらいから いっぱしに出演するじゃないですか、 本当に使い方が上手で、演出家に、脱帽でした。 帰り道、息子と、もう一人の同方向の子と 話しながら帰ってきたのですが、 2人ともに、ストーリーが全く説明されていない ことに驚きました。 歌がイタリア語なのと、舞台の中に出入り するために、説明の字幕とか見えないんです。 先生方も、忙しくてそういう話はしてない みたいでした。なので、2人に、ざっくりと、 ストーリー展開を説明しておきました。 「君たちの歌は、とっても舞台で大事な意味を 持ってるんだよ! すごいよ!」 ・・・・・・プレッシャーになったかな、 と思いきや、逆に、にこにこして、嬉しそうでしたね。 普通ではできない体験だもんね、 明日、本番頑張ろう ちなみに、息子達を見ているお母さんの中には 緊張して胃が痛くなった人もおりました。 今回の舞台では20名の仲間が、一度に出演 しています。本科になって1年は、息子だけで 新参者ですが、落ち着いているのできっと 大丈夫でしょう、ぢゃないと困る? プッチーニ:歌劇≪トゥーランドット≫全曲(初回生産限定) 2009年02月18日発売プッチーニ:歌劇《トゥーランドット》全曲 、紅閨夢/茂山千之丞[DVD]

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