天然仙人とその世界

2009/10/05(月)18:30

面白い記事を見つけた^^

雑文(120)

いつも、テレビを点けると画面に映るタレントたちがおる。本名のままで出演されている御仁も多いが、いわゆる芸名で出演されている方も多い。 “ビートたけし”と“北野〇武”みたいに、本名も有名、なんて人も多いが、意外に知られていないあの芸能人の本名と、なぜその芸名になったのかを少し紹介したい。 そういえば文庫本でも、ワニ文庫から 珍名・奇名のエピソード集「芸名・ペンネーム秘話」(1992年発刊)と言うのが出ていたが・・・ ・明石家〇んま→本名:杉本〇文(すぎもと たかふみ) たけし、タモリと並ぶお笑い界のビッグ3の一人。「さんま」の芸名はいかにも関西のお笑い芸人らしいユーモラスなものだが、これは、彼の師匠である笑福亭〇松之助が命名したもの。 「明石家」は松之助の本姓「明石」をもらい、それに一応(?)噺家らしく「家」をつけたもの。 一方、「さんま」は実家がさんまの開き加工業を営んでいることから名づけられたものだ。 ・所ジ〇ージ→本名:芳〇 隆之(はが・たかゆき) 元祖マルチタレントの出生時の本名は角田(かどた)隆之。その後結婚されて現在の名前に。今やお茶の間の司会者として君臨した感があるが、デビュー当時はミュージシャン見習いとして、ダウンタウンブギウギバンドの“ボーヤ”をしていた。 芸名はブギウギバンドのリーダー宇崎〇童から、出身地の埼玉県所沢市に合わせ「所沢の柳ジョージ」との意味を込めて命名された。その後音楽畑からテレビ界に進出し大ブレイク。 ・波〇陽区→本名:波田〇晃(はだ・あきら) ギター侍として大ブレイクしていたころが少し懐かしくなりつつある波田陽区。芸名の由来は「波田ペレ」「波田ベッケンバウアー」などと名乗っていたが、顔に華がないと言われたことをきっかけに華のある街「ニューヨーク」に引っかけて「波田ニューヨーク」となった。 その後、もう新しくない(ニューではない)という意味を込めて波田ヨーク→波田陽区に変更。ちなみに、“は「だ」ようく”ではなく、“はたようく”となったのは、“はだ”だと発音しにくいとテレビ局のプロデューサーに言われたことから。 ・コロ〇ッケ(ものまね)→本名:瀧川 〇志(たきがわ・ひろし) ものまね芸人の礎とも言えるコロッケは、タレントで売れる前はショーパブで形態模写などを披露していた。 そのときのパブのオーナーが「ロッキー」というあだ名で、風貌が似ていたから「小ロッキー」→「コロッケ」へとなったという説が有力。一方で、顔がころころと変わるからコロッケという説もちらほら。 ・ユースケ・サ〇タマリア→本名:中山 〇介(なかやま・ゆうすけ) ユースケは本名をカタカナにしたもの。ではサンタマリアはというと、ラテンミュージシャンの「モンゴ・サンタマリア」から拝借したそうだ。 名付け親はかつてのバンドメンバー、現在はラテンバンド「オルケスタ・デ・ラ・ルス」のメンバーであるゲンタという方。バンドは解散し、本人もミュージシャンよりもタレントの道を選んだたがこの芸名だけは残った。 ・泉ピ〇子→本名:武本 〇夜(たけもと・さよ) よくよく考えるとものすごく変な名前。現在はすっかり「渡る世間〇鬼ばかり」で女優として著名になった泉ピン子ではあるが、昔は漫談家だったそうです。 芸能界に入ることを反対していた父親は「芸人はピンからキリまで居るから、どうせならピンを目指せ」と言われたことが芸名のきっかけだとか。 ・木の実〇ナナ(俳優)→本名:池田 〇子(いけだ・まりこ) よくよく考えるとものすごく変な名前2。僕らの世代には「あぶない刑事」のコミカルな役柄なイメージしかないですが、「着の身着のままで芸能界に入れ!」と言われたことから、「着の身着のまま」から派生したもの。 いやー、第2の本名がそんな名付け方で良いのか、と他人事ながらちょっと思っちゃいそうです。 ・イジ〇ー岡田→本名:岡田 〇昇 思春期のときにテレビ東京の伝説の深夜番組「ギルガメッシュないと」でお世話になった方も多いのではないでしょうか。A・V女優に下〇ネタをぶつけるギャグにこの芸名。 一躍〇こかんが元気な青少年のヒーローに上り詰めた彼だが、実はこの番組の出演までいわゆる“下〇ネタ”を嫌っていたという。 では下〇ネタ嫌いだった彼がなぜ“イジリー”という芸名だったかというと、芸人として“客いじり”がうまかったことからイジリー岡田という芸名を与えられたのだとか。芸人に歴史ありですね。 ・加藤〇茶→本名:加藤 〇文(かとう・ひでふみ)名付け親:ハナ・肇 事務所(渡辺プロダクション)の先輩だったハナ肇(故人:クレージーキャッツのリーダー)に、芸能界で成功したければ水に関わる名前にしなさい、と言われる。 一方で、普段から「かとちゃん」と呼ばれていたことから、かとちゃんをもじって「加藤茶」という芸名になった。 ・イルカ(ミュージシャン)→本名:神部〇しえ(かんべ・としえ) 名曲「なごり雪」で有名なミュージシャンのイルカさん。奇抜な名前の由来は、大学のフォークソング同好会に所属していた頃、皆がギターケースを持って歩いている姿を見て「イルカの群れみたいだ」とひょうげんしたことからだとか。 うーん、だからと言ってそれを自分の名前にするのも不思議な気もします。このあたり、機会があれば本人に尋ねてみたいところ。 ■リリー・フランキー →本名:中〇雅也(なかがわ・まさや) 胡散臭い名前のサブカル畑のイラストレーター→小説「東京タワー」で国民的な作家へ。絵に描いたような出世ストーリーを歩むリリーさんですが、その奇抜な芸名が本人の存在感に一役買っていることは言わずもがな。 芸名の由来は大学時代の友人と「同〇愛者か!」とつっこまれるぐらい仲がよかったことから、薔薇と百合(薔薇はゲ・イの暗喩、百合はレ・ズの暗喩)で「ローズとリリー」とからかわれたことから。 そこから、日本人か外国人か分からない名前が良いということで、「フランキー」と名付けたのがきっかけ。 というわけで、人名を探っていくと、その人の様々な人生観や過去のことが分かってくるから不思議ですね。 拙者に言わせれば、こういう芸名やペンネームが、運勢を少なからず左右する。 運が芳しくない御仁は、通称名やペンネームをつけて、幸運を引き寄せるきっかけにしてはいかがかの~^^。    

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