天然仙人とその世界

2015/05/23(土)13:25

サルにおける「ゼロ」の概念

雑文(120)

『今回、サルの脳に、「0(ゼロ)」の概念に強く反応する特定の細胞があることを、東北大大学院医学系研究科の虫明教授(神経生理学)らの研究グループが発見した。 研究グループは、この細胞を「ゼロ細胞」と命名。虫明教授は「言葉や数字記号の『0』を知らなくてもゼロが認識できることを示した」と話す。 ニホンザルによる実験では、モニター画面に0~6個の点を任意に2回表示。 2回目に表示された点の数を両手のレバーを操作して増減させ、1回目の点の数に合わせる訓練を実施した。 正答率は約72%だった。 次にサルの頭頂葉に電極を刺して脳の活動を計測。 点の数がゼロだったときに反応する細胞を見つけた。 ゼロ細胞には、ゼロ以外の点の数には反応しない「デジタルゼロ細胞」と、ゼロを含む点の数に反応する「アナログゼロ細胞」の2種類があることも分かった。 二つのゼロ細胞は頭頂葉を作る細胞の約16%を占めるとみられる。 一連の実験によって研究グループは、霊長類の脳に元来、ゼロ細胞が存在していた可能性を指摘。 古代インドでのゼロの発明は「古代インドでのゼロの発明は「人間の脳がゼロ細胞を言語化した結果だったのかもしれない」との推論を立てた。 このことで、虫明教授は「値段が無料になると必要ない物でも欲しくなってしまうという人間の不合理な行動も、ゼロ細胞の研究で解明できるかもしれない。また、数量を認知できない認知症患者の治療に応用できる可能性もある」と話す。』(河北新報) 「人間の脳がゼロ細胞を言語化した結果」というのは面白い推論だ。 拙者の推論は、「ゼロ細胞は、生物に於いて無くてはならないモノで、言語化以前に本能の中に組み込まれている。」と考えておった^^。 餌も何もないところで、動物たちは虚空を食べようとはしない。 無いということを認識できる本能が無ければ、死んでしまうからにゃ~。 じゃから、今回の実験で、ゼロ細胞があるのは、何の不思議もない^^ ただ、これを実験で証明する方法が、今まで無かったのかの~。 ところで、「多くの正常な細胞は、永久に分裂することはできない。 例外としては、組織の再生や胎児の初期発生にかかわる「幹細胞」とよばれる細胞がある。 同じ種類の細胞を違う条件のもとで培養すると、細胞の分裂する速度に違いはあれど、分裂できる回数にはあまり違いはない。 つまり、細胞の寿命は分裂の回数によってだいたい決まっていると考えられている。 分裂回数の“カウンター(回数計)”としてのはたらきをするのは「テロメア」。 染色体をつくるDNAの端の部分のことをテロメアという。 この部分には6文字からできている同じ暗号(塩基配列)が延々と繰り返された部分があり、その長さは細胞が分裂するたびにだんだん短くなる。 そして、一定の長さになると、その細胞はそれ以上分裂できなくなる。 細胞の分裂回数計のカウンターをゼロにする遺伝子、、 このような細胞は、テロメアを元の長さに伸ばす酵素(テロメラーゼ)をつくることができるからである。 これらの細胞が分裂しても、酵素がはたらいてテロメアは即座に元通りの長さに伸びるため、分裂回数を示すカウンターはいつも「ゼロ」の状態のままなのだ。 実はがん細胞もこれと同じ性質をもっていると考えられている。 がん細胞の多くで、テロメアを修復する酵素の遺伝子のスイッチが入っていることが分かっている。 なので、がん細胞の分裂回数を示すカウンターは分裂ごとにゼロになり、つねにその状態を保っていると考えられる。 つまり、細胞に寿命がない、、」。 http://www.cancer-recovery.info/jouken/bunretukaisukei.html これは、明らかに、全ての動植物の遺伝子の中に「0」という概念が、入っていることが分かる。 適当なこじつけ? きゃはっ!^^        

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