2月7日、6日未明に台湾南部で発生した地震について、リン・チーリン（林志玲）や
ジェイ・チョウ（周杰倫）ら人気タレントが次々に寄付を名乗り出ている。

7日深夜の時点で死者の数は34人となり、倒壊した建物に閉じ込められた人は
119人にも上る。
台湾メディアでは、うち60人余りに生存反応があると報じている。
この大惨事に対し、人気タレントたちも次々に寄付を表明。
7日の時点で、その合計金額は2900万台湾ドル（約1億円）を超えている。

女優リン・チーリン（林志玲）の一家は、被災地となった台南市の出身。
自身が設立したチャリティー基金会　財團法人臺北市志玲姊姊慈善基金會から、
200万台湾ドル（約700万円）の寄付を発表している。
最も早く名乗り出たうちの1人が人気アーティストのジェイ・チョウ（周杰倫）は
所属事務所を通じて、「少しでも力になりたい」とのメッセージとともに
200万台湾ドル（約700万円）を寄付すると表明した。

女優のアン・アン（安以軒）は66万台湾ドル（約230万円）を寄付。
これは“六六大順（万事が順調）”という言葉に合わせたもの。
救助活動が順調に進むよう、願いを込めている。

人気ロックバンドのMayday（五月天）は所属する相信音樂全体を代表して、
１００万台湾ドル（約350万円）を寄付、「今後も関心を持ち、必要なことには
助力を惜しみません」と表明。
ボーカルのアシン（阿信）は、「苦しみを極めても、甘き幸せはやってくる。
勇敢に、さらに勇敢に」といったコメントを書き添え、台南の献血センターや物資支援を
希望する場合の相談電話番号、さらに政府や銀行の義援金の受付口座番号を掲載した。
また、経営するブランドショップのSTAYREAL（ステイリアル）としても、
別に100万台湾ドル（約350万円）を寄付するという。

バービィー・スー（徐煕媛）の夫で北京市出身の実業家、ワン・シャオフェイ（汪小菲）氏が
50万元の義援金拠出を表明した。
ワン・シャオフェイ（汪小菲）氏は「非力であるが、台湾人の婿として」と説明。
バービィー・スー（徐煕媛）は、個人としても義援金を拠出すると表明。
金額については、被害の程度を見て改めて考えたいと述べた。

このほか、女優のミシェル・チェン（陳妍希）やレイニー・ヤン（楊丞琳）、
歌手のSHOWことショウ・ルオ（羅志祥）など、台湾の人気タレントの寄付が続いている。