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2005年11月30日
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テーマ:テニス(3381)
カテゴリ:カテゴリ未分類
さて本選が始まった。1回戦は、昨日の日記でも書いた今大会でも優勝候補の一角であるのは間違い
ないO田・B宮組だ。
まず戦力分析、予選を見る限り男性O田さんはストロークが凄い!!凄くパワフルでどっからでも
狙ってくる感じ、特にバックハンドはよくドライブがかかっていて良いストローク。
でもこれほど良いバックハンドは今までの試合経験でなく信じられなかった私の分析では
『フォアは要注意だが、バックは、私の球であんな精度はずっと続かないだろう』だあった。
その他、サーブ、ボレーはなんとか対応できそうだ。
女性B宮さんは、とにかく手堅いテニスをする。プレーに穴はなくミスも少ない、プレースメントも
堅実、隙の無い感じ。で私の分析は
『堅実だが怖さはない。パワフルでなく、意外性もないのでなんとかなるな』であった。
実は、私はこの手のプレーヤーを得意としている。パワーで押し切れる場合が多いからだ。
総合分析的には、O田さんは怖いがB宮さんは組み易し、O田さんに好き勝手にプレーさせなければ
勝機あり、あとは自分のパワーをどこまで出せるか!!であった。
で試合が開始した時の私のメンタル状態はというと、はっきり言って超―――――入れ込み状態。
相手は、甲西ではいわば本流のイングランド勢、予選も見ていたがスキル的にはこちらを遥かに上回る
テクニックを持っている。対するこちらは、我流で実績もない雑草ペア。その日調子が良かった私が
シュチュエーション的には燃えない訳がない!!ということで超―――――入れ込んでいた。
5-5タイブレークノーアドバンテージの試合は始まった。相手キープの後の私のサーブ、ここで
戦力分析にいきなり誤りがでる。O田さんのバックハンドが恐ろしく鋭い!!バック側に入れていった
サーブをことごとく鋭いリターンで返してくる。ファーストボレーの私の浅くなった球をまた
バックハンドでショートアングル、ストレートとバンバン抜いてくる。正直すっげ-―――と思った
、今までそんな球受けたことがなく全く反応できない。いいようにやられていきなり
ブレークを喫してしまう。あせったぁーこの日、サーブには自信があったしパートナーのりねぇの
サーブの調子がいまいち良くなかったので自分のキープから試合のリズムを作っていたからだ。
元々超―――――入れ込み状態であった私は、このブレークを境に我を失い鼻息だけが荒くなる。
この後のゲームは酷かった、なんとか1ゲームは返すものの1-4とされてしまう。
5ゲームマッチでの1-4はかなり絶望的なスコア差だ・・・・・
この時、あー負けそうだ、いや負けた・・・と思い変に冷静さを取り戻した。すると後ろのやまもから
『1個1個行こう!!ひとつひとつ取って行こう!!』との声援があり私も『そやなぁーいまさら
ゲーム流れなんか考えてもしょうがない。1ポイント1ポイント返すだけやな』と考えた。すると
みるみる私の入れ込みと気持ちが上手く練りあって集中力が出てきた、なんか冷静なんだけど
高ぶってる感じ。1-4から私のサーブ、前のサービスゲームはO田さんのバックハンドに力負けで
ブレークされた。前のサービスゲームで相手バックに打っていたサーブをボディに切り替えた。
最初散らそうと考えたのだが色々打つとこっちのサーブの精度も落ちてくるし甘く入ると
打ち込まれてしまう、ボディに深めのサーブだけを考えて打った方が有効だと考えた。
結果は効果覿面、O田さんのリターンに迷いが生じリターンが浅くなってきてこちらのフォーシング
からポイント、あっさりキープできる。
いま考えると私のメンタル不安定が1-4までの試合展開を呼び込んでいたのだろう、私が集中力を
取り戻してからはこっちのチームはイケイケの試合運びになり2-4、3-4、4-4ととうとう
タイに持ち込むことができた。試合の流れって怖いもので1-4までバンバン決まっていたO田さんの
ストロークもすっかり影を潜め、少し弱気になったのかミスも目立つようになっていた。B宮さんは
以前冷静に見えたが流れを取り戻すまでのパワーは出せていなかった。
このままいける―――――と思ったがやはりクラブ対抗戦1部でプレーされている相手、4-4から
O田さんキープで4-5またリードされてしまう。次は私のサーブ、単純単細胞な私は最初をブレーク
されたことも全く忘れてノリノリでキープ。とうとうタイブレークに突入する。
試合展開的には大きく揺れた試合だったがタイブレークはあっけない結末だった。タイブレークに
なった時点でのメンタル消耗度の差で決着がついてしまった。
タイブレーク6-0で我がチームの勝利だった!!
嬉しかったぁ――― 大熱戦、逆転勝利、大物喰いどれもすっごく嬉しかったぁーなんか久々に
出したなぁー出し切ったなぁーって感じだった。なにより 仲間の声援とのりねぇの嬉しそうな顔が
嬉しかった。田舎侍でもやれるぜぇーとちょっと誇らしく思った。
これで準決勝進出、最低でもあと2試合はできる。準決勝の相手は、昨年覇者であり私達が負けた相手
I田夫妻組との対戦、なんか願ったり叶ったりの展開だ。昨年のリベンジを胸に挑んだ市民大会。
結果はいかに・・・・つづきは明日書こう。





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最終更新日  2005年11月30日 12時49分53秒
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