2007/07/14(土)01:24
擬似体験で相手を知る
高音域が聞き辛くなる耳栓、白内症や視野の狭さが再現される眼鏡、前かがみの姿勢に近づける重し入りのベスト着用、サポーターや手袋を身に付け動きを制限しての行動をして、高齢者の擬似体験を新入社員研修であったそうです。
プログラムがあって、お札や通帳の扱い、鳴り出した目覚まし時計を止めること、用紙記入などを体験していきます。
お札をめくるのに時間がかかる、用紙の罫線がみえないので手助けがいる、時計の音も話も良く聞こえないの不便、不安に驚き、高齢者の立場をしりました。
知人の息子さんが今春銀行に入社しての経験談をはなしてくれました。
目線を相手の立場に置けと言われるが、不自由さまで条件を同じにして体験すると良く分かるといいます。
彼のおじいさんが、社会人になってとても親切になったとほめていました。
中々皆自分本位の考え方が多い世の中です。
時々心の中ででも擬似体験が必要かもしれません。
きょうも参議院の選挙カーが雨の中を走っていました。
赤じゅうたんの上を歩く事を夢みて頑張ってください。