御祭神 白兎神を主神とし保食神を合祀している
鎮座地 鳥取市白兎603番地
例祭日 4月17日お輿途御行事あり
白兎神社は古事記、日本書記に記されている由緒の明らかな所謂「因幡の白兎」で有名な神社である。
古事記に曰く淤岐ノ島にながされた兎、海の和邇を欺きて気多之前まで渡らむとせしが欺きを知りたる和邇により悉く衣服を剥がれ泣き悲しむ兎に八十神の命の命もちて海塩を浴みて風に当り伏せば前にも増して痛みはげしく、ここに大穴牟遅神(大国主命)その兎に教えたまはく
「今急くこの水門に往きて水もて何時が身を洗ひて、水門の蒲黄を取りて敷き散らしその上に輾転てば汝が身、本の膚の如と必ず差えなむものぞ」と教えたまいき。
かれ教えの如せしかば、その身もとの如くなりき。
日本医療の発祥の地であり古来病気傷痍に霊験あらたかな神様である。
尚、大国主命と八上姫との縁を取りもたれた(仲人された)縁結びの神様でもある。 (境内案内板より)
蛇足ー
淤岐ノ島は、白兎海岸沖の小さな島とされていますが、語呂読み通りの隠岐の島とした方が時節にあってるのではないでしょうか。
ここ白兎海岸より端を発して鳥取砂丘、浦富海岸から丹後まで山陰ジオパークが認証された今、ユーラシア大陸から分離して日本海を生み日本列島形成し、大陸の痕跡残る地質が語られる大きな舞台に、せめて隠岐の島からにしてあげた方が気宇壮大でいいと思います。
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最終更新日
2009年11月29日 01時29分30秒
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