山陰線の余部鉄橋が昨日で役目をおえました。
2000人の鉄道ファンが、最後のセレモニィに参加し最後を惜しんだそうです。
明治42(1909)12月着工、明治45年1月完成3月1日から開通した但馬ー鳥取間の夢の大連結だったでしょう。
京都、東京への山陰線旅行は、みなここを利用させてもらいました。
乗車してると、社内放送で説明はありましたが、全長310メーターこそ実感できましたが、41,5メーターの高所を走ってる感覚は分かりませんでした。
明治の時代にこれだけの工事をやり遂げたものです。
山陰鉄道唱歌も、鉄橋完成前明治44年11月27日に発表になっております。
山より山にかけ渡し
御空の虹か桟(かけはし)か
百有余尺の中空に
雲を貫く鉄の橋
作曲 田村虎蔵 作詞岩田勝市
桟とは矛のような薄いものを重ねた意であると、地元紙も1世紀の活躍に惜しまぬ賛辞をおくっていました。
役を終える鉄橋の横には新しい頑丈な近代的コンクリート橋ができていて8月12日には開通の予定とか安心です。
古きは去り、新しきにバトンを渡すは世のならいなれど惜別の情胸をうつものです。
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最終更新日
2010年07月17日 23時50分36秒
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