小糠雨が昨夜から、切れ目なし、低気圧はまだ裳裾を残す映像のテレビを眺め、カッパ、長靴車に積み込み、山守の里に出かけました。
今日は森の感謝祭で、かぐや姫の里は筍がりでした。
あたりの山影も雨雲が低く漂いぶきみな景観です。
雨後のタケノコといいますか、ワア筍の林です。
密集した竹を間隔を開けて伐採した成果がでたのでしょう。
「竹は切る事が植えること」だそうで、地下系を刺激して、筍が生える事になるようです。
すでにスタッフの方が来て、道路の案内版、今日の振る舞いのピザ窯の火起こしに着手。紫の煙が立ち上っています。
こちらは竹の器に料理をいれて、火にかけて料理する、山の男料理の火作りメンバーが、雨にぬれた薪に苦労しています。
竹の生態を大学の先生から聞き、筍の掘り方、クワの使い方を長老の説明の後、参加した70名余の老若男女が、ワイワイガヤガヤ繰り出しました。
竹が繁茂して困ると云う関係者の声と裏腹に、一般の人は筍の生態すら知りません。まして筍がりの機会に子供の嬉々とした姿、それを目を細める大人の面々、平和だなと感じました。
ああ、大事なこと忘れていました。
なんと9時開会のころから青空が見えはじめ、途中には陽光も味方し、雨関係なしの大イベントになりました。
三役のお偉方が、いつも呑む晩酌をやめ、精進したからだとの風評がしていましたが確認は、するのを忘れました。