入魂待つ仏。気になる事と。
世界の隅々に、田舎から、真夜中でも思いが通ずる時代になりました。 キイ一つで電波が即座に飛びかいます。今日は天気がよく、暖かですよと、カルフォルニアのお母さんが教えてくれます。ドイツからは、ビールの味についての含蓄を、インドネシアからは学園生活の様子がきかれます。 地球自体も宇宙から写真撮影もでき、客観的にながめられるようになりました。 例え不測な事態が地球にあっても人間の英知できりぬける科学力もあり、物質も備なわりました。 地球号と言う仏像はできあがりました。 同じ空間に生を受けた仲間意識という魂を入れる時期が来ています。 地雷つくって、爆薬抱いて、殺し殺されても、現世が地獄なら、死後の世界も末代地獄に席を置き苦しみます。早く指導者が気付いてほしいものです。人民はあなたの言う事に従ってるんです。 テレビの画面では、事件関係者が生出演で、事情を語ります。 情報がたやすく得られる時代になりました。逆にそれが気になる事です。 ビル建設に関わる安全捏造事件も、あらゆる関係者が、画面で発言します。 事件には、加害者、被害者なるものがあるはずなのに、どこまでか本当か、嘘か見境がつかなくなってしまいます。判断は、視聴者の裁量でと言うことでしょうか。 朝ズバッとみのもんたさんが、寝起きみたいな顔で、威勢よく事件を解説したり、関係者をよんで、切り込みをやって溜飲をさげさせてくれます。 唯心配なのは、まだ真実がなにかが分かってない時、一方の証言のみで、もう一方の相手を攻撃している事です。 翌日、反対の証言で、事態が変わったら、前日のビデオをだし、こんな事いったくせにと激昂してみせます。 報道は迅速なるを旨としますが、真実に忠実でなければなりません。あくまでも中立の立場をとらないと、行き過ぎは、社会混乱を招き、罪をおかします。 オーム事件の、河野さんは、いい例です。犯人扱いをうけ、間違いだったですむ問題ではないのです。 犯罪は憎い。だからみんな真剣に聞くのです。犯人だったら怒ります。間違いをして、それで又被害者を作くらないようにしてほしいものです。最近の報道陣で、常軌を逸した行動があるのがきになります。 屋敷内にはいらないでください、知人、友人を写真で追いかけないでと、悲しみに浸ってる被害者のお父さんにコメントさせるような取材は控えてほしいものです。