徒然”腐”日記

MW（ムウ）（1）MW（ムウ）（2）


手塚治虫先生の「ムウ」読みました


いやぁ・・・・・面白かったですが・・・・・・


やはりこういうストーリーは後味が何とも



「アドルフに告ぐ」を読み終えた時も思ったんですが

なんというかこう・・・・・・・何とも言えない苦さと不気味さがありますね



ただ、登場人物に感情移入しにくい分、ヘビーなものじゃなくて

非常に他人事に思える苦さなんですけど



でもって、ある意味誰の心の中にも潜んでいそうな心の闇というか

自分にとって直接関係がない「命」に対して、奇妙にドライというか

軽く考えてしまう人間のある種の浅はかさ・・・・っていうんですかね



一歩間違えば誰でもその闇の中に足を突っ込んでしまうかも

いやいや、誰もが主人公が持つ残酷な一面を持ち合わせている？？？

う～～～ん・・・・・・・な不気味さっていうか





夢と希望に満ち溢れた作品と

こういうダークな作品と

どちらも手塚先生の作品なんですよねぇ




主人公の二人の奇妙な絆

同性愛・・・・・・と言えるのでしょうが

・・・・・・一種の共犯・運命共同体？

愛の形と言うにはあまりにも歪

かと言って憎しみかというとそれも違うような




独特の、緊迫していながら互いに依存もしている関係が

何ともこう・・・お尻のあたりがもぞもぞする居心地悪い感じで

・・・・・・・だから面白いのかも知れません






一緒に購入した↓
ブッダ（全12巻セット）

こちらはこれからゆっくり読みます












お礼は１０種ランダム表示（既出イラストですが）






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