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徒然”腐”日記

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Aug 8, 2011
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カテゴリ:ドラマ感想
ダンナの誕生日ケーキを食べながらの視聴でした~~江30話






あらすじは「江」公式サイトから




文禄4年(1595)、江(上野樹里)は徳川家に嫁いできたものの、夫・秀忠(向井理)との関係は最悪。亡くなった前夫・秀勝(AKIRA)の遺品や娘・完との思い出の品を取り出しては嘆き悲しむ日々を送っていた。
 そんな2人の状況を知らず、嫡男を期待する家康(北大路欣也)。それに対し、秀忠は平然と「励んでおります」と答え、江はあぜんとする。
 そんな江のもとを、初(水川あさみ)が訪ねてくる。悩みを聞いてほしい江だったが、初のほうが泣き出してしまう。夫・高次(斎藤工)が側室を持ち、その間に男子ができたのだ。結局、初はさんざん愚痴をこぼした後、すぐに高次のもとへ帰っていった。
 そんな折、秀吉(岸谷五朗)が病に伏せっているとの知らせが届く。秀吉へのわだかまりがとけない江は、病状が気になるが、会いには行けず文を書く。秀吉も江のことを気にしていた。「元気になって会いに行けばよい」という淀(宮沢りえ)の言葉が効いたのか、程なくして秀吉は回復する。
 江と秀忠の関係は変わらぬまま、嫁いで10か月がたった文禄5年(1596)夏。ついに江は、秀忠に離縁を申し出る。
 深夜、床に就いた江の耳に叫び声が聞こえてきた。外へ出ると、もうもうと煙が。火事だ。秀勝の形見を取りに行った江は、火と煙に包まれ、死を覚悟する。そこに、「江!」と叫んで飛び込んでくる声が聞こえた。秀忠だった。



ん~~~~~~~なんつーかこう・・・・・・・

やっぱ、この当時の婚姻に対する価値観とか制度を
ちゃんと描いてないから
あっちこっちに綻びと言うか奇妙な場面が多すぎて
どういう感想を書こうか非常に困りますね

どうしても突っ込んでしまいますよコレは

一番気になったのが、簡単に”離縁”という言葉を使う江と初
現代のような本人の意志に基づいた結婚じゃなくて
当時は結婚が政治の一部だったんだから
そうそう離縁なんて言いだせるわけがない

夫婦生活に不満があろうがなかろうが
勝手にどうこう出来る問題じゃないのに

正室と側室の関係もちゃんと描いてない
現代の妻と愛人の関係と同じに描いたら変だって!!

正室は主とともに家を繁栄させ存続させる両輪としての地位が確立されてた
たとえ側室が産んでも、親として教育をするのは正室の役目だからね

高次の側室が子供を産んだからと言って高次が土下座をする事もなければ
初が怒って”離縁じゃ”なんて・・・・・可笑しいにも程がある

初をこんなに軽い女性に描いてしまって良いんだろうかー?
関ヶ原の時に仇として相対する事になった姉と妹の懸け橋になるというのに
何というかもう・・・・・・・ねぇ?

秀忠が何となく江を気にしてたっていう流れは良いんだけど
子供同士の意地の張り合いみたいなシーンが長くて
二人の感情の絡みが少な過ぎやしませんか?

タイトルは「愛しき人よ」
だけど前半の”愛しき人”は秀勝であり定
終わりの数分でコロリと秀忠が”愛しき人”に変化?

火事の中、江の命ばかりか、江が大切にしていた定の風車と秀勝の遺品を守る秀忠は
ヒーローっぽくて格好良い
確かにこんな事されたらキュンとなることは間違いない
向井理ほどの美男ともなれば尚の事!!

しかしこの展開は余りにも唐突だし、ベタで稚拙というか
二人の関係が氷解する切っ掛けは火事だったとしても
その前にもうちょっと二人の感情の絡みがないと
説得力に欠けますよ、田淵さん

まぁ、これから二人の絆が強く結ばれて行くのかも知れないけど
何せ時間がないんじゃないですか?
回数はもう2/3消化しちゃってるのに江の人生は半分も消化してないんですよ?

個人的には春日局との女の戦いを期待してるんだけど
あまり時間を費やせないんだろうなぁ

次回は「秀吉死す」
醍醐の花見といえば籠争い
淀と龍子が籠の順位を争って揉めたらしいっすね
ここでは絶対やらないだろうけど

そうそう、炎の中に単身身を躍らせる秀忠を見て1号が
「家臣が一人も助けに行かないのか~秀忠、人望ねぇな~
つか、あり得ねぇ~」と笑ってた
ホント、そうね~

でもって1号
「それほどまでに私に関心がないと言う事でしょうか?」
って逆ギレして秀忠に詰め寄る江を観て
「江・・・・面倒臭ぇ・・・・・」とポツリ

中学生にも突っ込まれる脚本ってどうよ(爆)




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Last updated  Aug 8, 2011 02:43:46 PM
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千菊丸2151@ Re:東野圭吾「手紙」読みました(08/23) はじめまして。 この作品は何度も読み返し…
ハンサムクン3714@ Re:承継って初めて知ったわ(02/20) 第16話の「隊長と寺尾君」をご覧になっ…
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