テーマ:小説を書いてみる。(203)
カテゴリ:アスラン 好きだぁぁぁぁ!!
お仕事疲れたー!
明日は休みだぁぁぁ! 天気がいまいちみたいで残念だけど 色々やることはあるしね 今日もまだ終わってないよ さっき洗濯機が止まったからこれから干すよ 終わったらもう寝る! なんて書いておいてダラダラするんだよな 夜更かししないようにって思っても 休みの前日はつい、ね んでは 6話の続き 昼にポチポチ書いてたヤツ ↓ ↓ ↓ 「では、布を取り除くぞ。」 「はいっ!」 「おーーー楽しみぃ。」 巻き付けられた布は茶色く変色しておりすっかり固く癒着している。 メスですこしずつ切り開いていくしかないようだ。 布片を年代測定にかける。 「ジュール先生っ!紀元前1500年ころの物です!!」 「やったじゃん、イザーク!俺の目は正しかったろ?」 「ふん。悪運の強い奴だ。作業を続けるぞ。」 ゆっくりと布を取り去って行く。 この下には防腐処理と乾燥により、濃い褐色になった肌を持つ 固く締まった肉体が収められているのだ。 ミイラ職人の腕と、その後の環境さえ良ければ 生前の面影を残している場合もあるのだが。 これはどうだろうか。 眼窩や鼻梁、頬などは水分が多く収縮してしまう事から 詰め物をして補強してあることが多い。 CT画像を見る限り眼窩には義眼が嵌めこまれているようだが 鼻梁や頬への詰め物はない。 逸る気持ちを押さえて、一枚一枚布を取り去って行くと ・・・・・・・・そこには。 「これは・・・・・・・っ!」 「ひゅーーーーー!何てこった!」 「ひぃぃぃ!し、死体っ死体ぃぃぃ!?」 「落ち着けよ、シン。ミイラだって死体だろ?散々見てきたろ?」 「いや、そうなんですけど!でもこれっ! ど、ど、ど、どう見ても、今しがた死んだみたいじゃないですかぁっ!」 「まぁ、生々しい死体とミイラは別モンだもんな。」 「まさかっ、まさかですよ!?これ、ただの死体じゃないですよね!?」 「えぇえぇええっ!?いや、シン。怖ぇこと言うなよ!」 「でも、でもっ!だったら脳が溶けてなくても不思議じゃないですよね? 時間が経ってないからとか、今の防腐処理の技術だったら、とか!」 「イザーク!?」「ジュール先生っ!?」 「・・・・・・・静かにしろ、貴様ら。 たった今、年代測定したばかりだろうが!!」 「「・・・・・・ですよねーーーー。」」 何という事だ・・・・・これは。 つい先ほどまで息をしていたかのようだ。 シンやディアッカが動転するのも無理はない。 俺も口惜しいことに一瞬、動揺してしまったくらいだ。 ただ眠っているかのようなミイラは、確かにある。 シチリア島のロザリア・ロンバルド フランスの聖女ベルナデッタ・スビルー インカ帝国のラ・ドンセーヤ、ラニーナ・デルラヨ、エルニノ 人の手により、また自然の奇跡によって生前の面影を色濃く残した者たち。 しかし、この”暁の姫”は。 その中の誰よりも美しく、瑞々しい。 まるで、ただ静かに眠っているだけで 今にも目を開いて起き上がりそうではないか。 はい いよいよアスランの登場です 次で6話は終りかなぁ 今回笑いはナシになりそう
Last updated
May 9, 2020 10:42:19 PM
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