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カテゴリ:エコ
という本がある。中西準子氏によるものだ。
私はまだ入手できてないのだが、この本は環境問題を解決するために存在する複数のリスクを、どうバランスさせるか考えるものらしい。 この本の評価は、トラックバックしたブログを参考にして欲しい。 その代わりと言ってはなんだが、中西準子氏の「水の環境戦略」を読んだ。こちらは水の問題を扱ったものだ。これも読み応えがある。 この本の中で気になったのは、夏の首都圏の渇水問題である。梅雨の降水量が少ないと、奥利根のダム群の貯水量が減り、その映像がテレビで流される。しかし、飲料水は本当は足りるはずなのだそうだ。 ただ、工業用水と農業用水の水利権が飲料水より強く、今年は夏に飲料水の渇水が心配される状況になってもお構いなし。工業用水と農業用水は決まった量が取水されるそうだ。縦割り行政の賜物。農業用水は余っているというのに。 でも、こうすると蛇口の向こうの人は、もっとダムが必要だ!と思うので、一部の方々には都合がよいらしい。 私たちに与えられている情報は、やはり偏りがあるようだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004/11/20 06:39:35 PM
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