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テーマ:住宅コラム(1784)
カテゴリ:家のこと
とある日の昼過ぎ、玄関のチャイムを鳴らす人がいる。こういう手合いにろくなものはいない。変な宗教の勧誘だったり、訪問販売だったり。でも、好奇心旺盛な私は、日記のネタを仕入れるために対応してしまう(笑)。
インターホンで話すと、瓦やさんだった。「近くで仕事をしているのですが、お宅の瓦が歪んでいるのを見かけたので、お知らせしようと思って伺いました。いま雨漏りがするというものではないと思うのですが、親方が教えて差し上げろと言うので。」という。来たなぁ。屋根に上がって瓦を割っておいて、交換したほうがいいなんていう業者が入ると聞く。こいつもか? とりあえず私も外に出た。来ていた人は、職人の雰囲気を身にまとった笑顔を絶やさない物腰の柔らかそうな人だ。だが、見た目は職人なのに、中身はもみ手をする営業マンみたいで気持ち悪い。職人はもっと毅然としていて欲しい。 彼は、改修をしろと言っているわけではないことを丁寧に強調する。なるほど、悪徳商売と思われないようにしているわけだ。 「はしごを用意しますので、ご主人、一緒にあがって頂けますか?ゆがんでいる場所をお教えしますので」という。ほぉ、自分で瓦を割る業者ではなさそうだ。どういう状態を歪んでいるというのか興味があり、OKする。ただ、今は昼休みで出てきただけなので、まだ仕事もあるから、3時ごろはしごをもって来るという。彼は親方に私からOKをもらえたことを伝え、去って行った。 さて、検索だ!職人の胸に会社名の刺繍が入っていた。この会社がどういうものかを調べなきゃ。こういうときは2ちゃんねる。 あまり情報がないが、とりあえず書いてあったことは、 ・埼玉に本社がある ・4人一組で営業する ・未経験で入社しても月給58万 技術がなくても月58万ですか?うらやましい。私も雇ってくれないかな?ノルマも厳しいんだろうけど、それは払い過ぎ?そのお金はどこから出てくるんですか? 悪い業者ではないかもしれないが、これだけの給料が支払われていたら、改修費用も高くならないわけがない。変に口実を与えてトラブルになっても困るので、屋根には上がらず引き取ってもらうことにしよう。 予告通り彼は3時にやって来た。はしごを積んだアベニール。親方と思しき人もいる。こういう業界の偉い人っぽい、怪しい雰囲気を漂わせている。名刺を差し出されたが、適当な理由をつけてお引取り願った。 名刺を見ると結構遠くから来ていた。ご苦労様。でも、こういうことは地元で長くやっている業者に頼んだ方が間違いがない。なんかトラブルがあっても、すぐに来てもらえないのでは、別の業者に頼まねばならないし。 ま、こういうことは複数の業者に見積もりをとって、それから業者を選ばないと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004/11/30 10:44:42 PM
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