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テーマ:旬・シュン・しゅん♪(3081)
カテゴリ:食べること
同僚に養蜂家の息子がいる。そのことは昔から知っていたが、別になんということもなかった。だが、去年ミツバチを飼いたいと思ってからはちょっと状況が変わった。さすが養蜂家の息子、ミツバチのことをよく知っている。いまさらながら、なかなか話の合う奴だとわかった(笑)。
そして彼にあるお願いをした。 去年からずーっと気になっていたこと、”蜂蜜は生鮮食料品である”。去年読んだミツバチに関する本にそう書いてあった。採りたての蜂蜜は、瓶に詰められて売られている蜂蜜とは全く別物らしい。でも、それがどう違うのか分からないので、ずーっと気になっていた。自分で蜂蜜を採ることができればよいのだが、住宅地の中で蜂蜜を買うのは近隣の方に迷惑をかけるので、ミツバチを飼うのはあきらめた。 残るは、彼に頼む以外にない。だから、蜂蜜を絞るシーズンになったら、蜂蜜を分けてくれと彼に前々からお願いしていた。例年だと5月の末か6月の頭には蜂蜜がとれるのだそうだが、今年は天候が良くないのか遅れている。そして、先日やっと届いた。 ふたを開け、スプーンでひとすくい。そしてぱくっと。うっひゃー、濃い!その辺で買った蜂蜜をはわけが違う。小さなスプーン一杯で、もうごちそうさまという感じ。それだけでなく、なにかさわやかな風味を感じる。なんだろう?これは。これが”蜂蜜は生鮮食料品である”といわれる理由か? 残念ながら今はもうあの香りはしない。あれは気のせいだったのだろうか?いや、妻も確かに感じたと言っていたから、気のせいではないだろう。ま、生鮮食料品なのだからしょうがない。 しかし、彼から譲ってもらった蜂蜜は強烈だ。トチノキとニセアカシアの蜜だそうだが。じゃあ、その辺のスーパーから買ってきたあれは何なのだろう?やはり、ブドウ糖などが大量に添加されているのだろうか。 純国産混ぜものなし1Kg2100円。この味なら安いものだ。これを読んだ方にも紹介したいところだが、残念ながら彼の実家は通販をしていないそうだ。 これからは彼の実家のお得意さんとなり、いつかほんとの採り立ての蜂蜜を頂けるような関係を築こうと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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