「蟲師」は大人のための日本昔ばなし?
新年早々の休日出勤も午前様。テレビなんて滅多に見ないが、やさぐれたので今日はテレビでも見て夜更かしするぞぉ! チャンネルをザッピングしてたら、アニメが映った。なんだろう?時代劇のようだが。硯職人なんかが出てくる。いや、こりゃすげぇ。こんなアニメがあるんだ。 絵はきれいだ。物語はたんたんと進む。笑うところはない。緊迫するシーンもない。だけど、せつない。なんか引き込まれていく。つい、最後まで見てしまった。そして、このアニメが「蟲師」だということが分かった。 「蟲師」最近よく聞く名前だ。名前からして、なんか気持ち悪そうと思っていたのだが、そんなことはなかった。”蟲”というのは、物でも生物でもない生命の根源に近いものだそうだ。ふつうの人の目には見えない。でも、見える人には見える。映画「もののけ姫」に出てくる、”こだま”の様なものと言えば分かりやすいかな? 人と蟲と主人公ギンコの織りなす人間ドラマがいい。自然がとても美しく描かれている。よく練られたお話。なんか日本昔ばなしみたい。そう思った。楽天広場で検索すると、結構蟲師のファンはいるようだし、みんなチェックしてるのね。 とりあえず、コミックを手に入れよう。近々DVDも出るようだし、全話見てみたい。