|
カテゴリ:カテゴリ未分類
こんばんは。 やっと冬らしくなり、ダウンジャケットを出した。 源泉徴収、気になったので、所長さんに聞きました。 答えは「マイナスにはならないから大丈夫。でも返る額も少ない」 とのことでした。返る額があるとは思ってなかったので とにかくマイナスになるのだけが気になっていたので、ホッとしました。 私は負けん気は強いが、メンタルが弱い。 これは、姉からも指摘されたことで、メンタル弱すぎ、と言われます。 負けん気は強いのよ、本当に。 そうでなければ、理不尽な理由で、中学3年の2学期の後半から、 いじめにあっていて、クラスの女子からはハブされてました。 男子の一部からも嫌がらせといじめにあっていて、 それでも、休まずに学校へ行き、先生も親も気づかないまま 卒業した。 こいつらに負けてたまるか! て気持ちで学校に行っていたので。 それでも、自分に手落ちがあって、文句を言われると、 しまった、そうだよね。言われてもしょうがないよね、 と、もう、沈みまくってしまうわけで。 昨日、他社へと出向して作業しているのだが、 場所が2階で、荷物が重いから、ドアを開けることが難しく、 「すみません、開けておきます」 と言って、作業場に入ったら、そこの従業員に 「寒いに決まってんだろうが!、閉めろよ!」 と怒鳴られ、すみません、ごめんなさい、と言ったが、 頭の中がループ状態に。 昼休み、支援所のスタッフさんにこういうことがあって、 謝りたい、と言ったら、別の答えが返ってきて「え?」でした。 出向先の人からは、荷物が重いから、ドアを開けておいていいから、 と言われていると聞き、じゃあ、なんで怒鳴られたのか? 疑問に感じたのだけど、その場には別の従業員さんがいて、 その怒声に対し、何も言って来なかった。 スタッフの話が本当なら、相手側は何かリアクションがあっていいはず、 それがない。 昨日帰りまでに出た結論は、口ではああいっていたが、 本当は、違うことを思っていた、ということ。 口先ならなんでも言えますから。 で、凹んだので、もう一度「ラーゲリから愛を込めて」を観に行きました。 さすがに2回目になると、話の展開はわかっているのですが、 後半はやっぱり、泣かされましたね。 「絶対に帰るんだ」と言いながら、願いが叶わず、 それまで、付き添っていた犬が主人公の死と共に姿を消し、 やっと帰国(ダモイ)が決まり、日本から迎えの船が来て シベリアを離れる時、凍った海の上を追いかけて来る黒い影。 いなくなった、犬、クロだった。最初は皆、危ないから戻れ! と叫ぶけど、海に落ちながら必死に追いすがる姿から、 「山本さんやここで亡くなった人の想いを背負っているんだ!」 と言って、船を止めクロを引き上げる。命に別状なし。 1回目を見た後、この映画の感想を書いてあるサイトを色々見て回り、 中には辛辣な言葉を並べる人もいたが、多くは「泣いた」とあった。 クロのこのシーンを作り上げた、と書いた方がいたが、 映画評論家で、原作を読んだ方が書いていたが、「実話」だそうだ。 決して、脚色ではなく、本当に起きたことなのだと。 ニノの天に還るシーンも印象的だったが、やはり、泣かせたのは、 北川景子さんの電報を受け取り、慟哭のあと「嘘つき!」 と叫びながら、泥の土を叩くシーン。 圧巻だったのは、遺言を届けに来た4人の俳優陣。 演技なのか、自然なのか分からないほど、印象的なシーンだった。 ラーゲリから愛をこめて、は人間の尊厳と、どんな過酷で極限状態でも 「希望」 を捨てることなく、生き抜いた人たちの魂だ。 その希望を与えたのが、主人公であり、そして、叶わなかったのも主人公だった。 今、この時世でこの映画は公開してもいいのか? と書いた人も多かったが、私は今だからこそ、観て欲しいと思った。 かつて、ソ連が何をしたか、そして今のカザフスタンへの攻撃を。 違うようで、根っこは繋がっているように思えた。 ペレストロイカで、共産主義が崩壊し、あれほど大事にした、 レーニンやスターリンの銅像を引き倒し、レニングラードは 元々のサンクトペテルブルグ戻った。この国は指導者次第で 右にも左にも簡単に転ぶ国だという印象がある。 第二次世界大戦後、ソ連は北海道から上を戦利品として請求。 当時の国際連合と日本の反発で却下。北方領土だけを奪っていった。 昔と今では歴史の教え方が違うかもしれないが、私が学生だった頃は、 「裏切ってあとから加わったものが何を言うのか」 と、一蹴された、と教えられた。今はどうなんだろう。 凹んでこの映画を再び見たのは、強く生きること、 諦めないこと、道義を知ること。 そして、希望は捨ててはいけないこと。 おかげで、立ち直りましたが。(単純ですみません) 上映が終わって、明るくなった時、ふと客席を一周振り返った。 平日の15時15分からの上映で、思ったよりも人がいて、 それもご年配の方の多さに驚いた。 私の親は戦前の人ですから、第二次世界大戦の話は聞かされた。 その時代を生きた人が観に来る。 やはり、この映画は今でよかったと思う。 長々とお付き合いくださりありがとうございました。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|