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カテゴリ:のほほんつれづれ日記
今日は、高校時代の友人に会いました。 彼女は、だいぶ前に離婚をして、以来、働きながら二人の子供を育ててきました。 そんな彼女が、結婚をするというので、あわただしい中、会ったのでした。
彼女がシングルになったとき、下の子は、まだ相当小さかったと記憶しています。 彼女なりに悩むことも多かったと思いますが、根が明るくて、バイタリティーのある彼女は、ほとんどグチらしいグチもこぼさず、子供たちを愛して育ててきたのでした。 友人の私が言うのもなんですが、その子は相当可愛いんですよ!!! (ココは、類友ということに) 明るくて、おもしろくて、キュートな彼女は、当然、モテてたし、恋愛に関しては引く手あまただったと思います。 それでも、なかなか再婚に踏み切れなかったのは、やはり、いろいろと慎重になっていたのだろうな、と思います。 写真で見せてもらった相手のひとは、大きくておおらかそうで、子供とともに、彼女の全てを包み込んで受け入れてくれそうなひとでした。
それにしても、高校以前の友人というのは、ありのままの自分を知っているからか、久しぶりに会うというのに、気兼ねが全くなくて、方言は出るわ、テンポはよくなるわ、声は大きくなるわ……。 まあ、楽しい(^-^)ノ
ところが、ずっと、きゃいきゃいやっていた私たち。 ふとした話がきっかけで、高校時代の感覚がよみがえってきたのでした。 と、何故か急に涙腺がっっっ!!!! それまで、結婚話になっても、全然、湿っぽくなる気配どころか、笑いで満ち溢れていたというのに、突如として。
あー、あの頃、こんなこと話してたっけ……。 まだ、夢ばかり見ていて、それこそお箸が転がるだけで笑い転げてばかりで、楽しいことばかりを追っていた、あの感覚。 もちろん、あのときだって、悩みとか苦しいこともあったはずなんだけれど。 でも、あの、砂糖菓子のような、甘やかな、キラキラしたもの。 未来が輝いて、硝子のさざなみのようなきらめきを放っていたあの頃。 思い出すのは、笑顔。
彼女とともに過ごせたあの時間。 今でも友達として繋がっているこの感覚。 そのことが急に涙になってしまったのでした。 ココで泣くか?、ワタシ。 確かに、彼女が結婚するという喜びもあいまって、ですが。
何よりも感じること。 あの時間を、共有できたこと。 ケンカしたり、拗ねたりしたことも。 全て。 全て含めて。 思い出すとき、胸の奥を小さな子供の手でくすぐられているような。 ふと、微笑みがこぼれてしまう。 いとしい時間。
友達って、本当にいいですね……。 優しい風が吹きぬけるように。
そのあと、食事の会計をお互いに、 「私が払うわーーー」 とか言いあっていた私たち。
高校時代を胸にしのばせつつ。 おばちゃんや、あんたたち……。
時間の流れは無常に過ぎ行く。
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Last updated
2006.10.06 00:22:08
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