あけましておめでとうございます
あけましておめでとうございます。昨年はお世話になりました。今年もよろしくお願いいたします。ところで、昨年年末は、「初入院」「初手術」を体験しました。手術は今のところ計画どおりで順調です。医師は相当腕がよかったものと確信します。最初は術後の患部予後のことを考慮して大掛かりな手術内容だったのですが、入院時期を逸したことにより、その間のさまざまな諸事から、手術内容を大幅に変更することになったのでした。入院・安静期間(歩けない)が数週間というのはなくなり、結果的に侵襲性が最も低い、自分にとってベストな選択ができたと思います。今までは、世話をしてもらうことがどうしても苦手だった私。受け取ることが何よりも苦手でした。今回の手術もたいしたことないので、自分でもそれほど気にしていませんでした。けれども。看護婦さんの暖かさ。同室のおばあちゃんのやんちゃ話。決して話さない不安と、それをやわらげる気持ちが通じていること優しさ。初めてのオペ室、手術台。終わった後の安堵感、安心感……。自分をすべてゆるめて、ゆだねても大丈夫だったという、初めての経験。誰かとの会話が、かかわりが、こんなにも安心を与えるのだということを、初めて感じました。見えないけれど、確かに、ここに感じるもの。麻酔から帰ってきて、今、生かされているのだ、と痛感します。月並みですが、今まで当たり前だと思っていたものが、実は与えられていたんだということに、いまさらながら感謝の思いです。暖かいお風呂に入ることができるのも、安心して眠る場所があることも、食事制限することもなく、自由なところに歩いていけるのも、あたりまえのようで、あたりまえではない。ただただ、ありがたいなあ、とおばあちゃんのように感じたのでした。今年は、与えられているものに感謝し、心から享受し、楽しみ、そして分かち合っていけたらと思っています。ずっと行っていなかった大好きな旅行も再開したい。まずは、国内からだな。行きたいところ、乗ってみたい交通機関もいろいろ♪というわけで、本年もよろしくお願いします。