カテゴリ:賛美歌
私、十弦は小学5年生から、クラシックギターを習いました。 習っているうちに、 「俺のしたいのは、こんなんとちゃうんやけどなぁ・・・」という思いが大きくなり、 中学1年で、クラシックギターはやめました。 ギター1台で、メロディとベースと和音を入れて成り立っている曲に、 まったく興味がありませんでした。 (今、そのときの苦労が役立っていますが。)
歌の伴奏がしたかったのです。 コードを”ジャカジャカ”弾きたかったのです。 コードを”アルペジオ(分散和音)”でつま弾きたかったのです。 で、これを買いました。 ゴムのカポタストです。当時は500円くらいだったと思います。 ギターのネック(首のように伸びてる部分)にはめて使います。 クラシックギターしか持っていなかったのですが、中学生の私には、 クラシックギターとカポタストで、十分楽しむことができました。
安いこともあり、気をつけてはめないと、弦が"へ”の字になり、 音が狂うのですが、そこは”中学生”、 ”気にせず”弾いておりました。
で、なんのためにカポタストなる物を使うのか? この道具は、1フレットの所に付ければ、”半音”上がります。 2フレットの所につければ、”全音”上がります。 3フレットの所につければ、”半音3つ”あがります。 以下同様に、付けるフレットを上げるごとに、”半音”ずつ上がっていきます。
つ~ことはですね、鍵盤楽器をやっておられるかた、 管楽器をやっておられるかた、 は大変御立腹なさるかもしれませんが、 極端な話、”C”,”G”,”D”と”Am”,”Em”,”Bm”の”キー”で使うコードだけで、 ほとんどすべての”キー”の曲が弾けます。
つまり、”A♭・Fm・D♭・E♭7”というコード進行の曲は、 1フレットにカポタストをはめると、”G・Em・C・D7”となります。 (なんとなく♭が消えるので、楽になるのがおわかり願いますでしょうか?) ”E♭・Cm・A♭・B♭7”というコード進行は、 3フレットにカポタストをはめると、”C・Am・F・G7”となります。
ちょっと専門的な話で、”ごめんなさい”なのですが、 キーは12個あります。長調、短調で24個です。 でそのうち”C”,”G”,”D”と”Am”,”Em”,”Bm”のスケールで、 出てくるコードだけ覚えれば、いいんです。 4分の1覚えれば、ほとんど”ジャカジャカ”弾けます、つま弾けます。
つまり、 ♭が何個あろうとも、 ♯が何個あろうとも、 恐るに足らず!です。
最近は、 こんな形のカポタストが主流になっています。 名前が「シャブ」っていうのが気になるのですが・・・。
ですんで、私が教会でギターの奏楽をする際、 カポタストは必需品です。 出番になってカポタストが無いと、悲惨な演奏になります。
で今回、紹介する讃美歌は、 ”讃美歌73番「くすしきかみ」”です。 キーは「G」なんで、カポタストはつけません。 (カポタストの文章を書いて、カポタスト使わん曲ですんません。)
♪讃美歌73「くすしきかみ」
終わり2行に、 ”あたえたまえ 主をたたうる うたごころを”とあります。 教会で奏楽の奉仕をする際、この”主をたたえる心”がないと、 むっちゃ”虚しい”奏楽になります。
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