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テーマ:転職・再就職(1121)
カテゴリ:転職活動
大学時代の 友人Y から、転職の相談を受けている。 久しぶりに電話で 懐かしいウワサ話も聞けたが、 転職活動のこと、仕事人としての成長のことなど、 いろいろと語り合うこともできた。 ともに 三十代の半ばに 至った 私達は、 仕事や 自分の人生を 改めて 振り返ってみるような、 一種の岐路のような場所に、至っているのかもしれない。 ---- Y は、総合電機メーカーの研究所におり、 最近、MOT(技術経営)で 博士号を取得した。 現在は、専門分野の研究開発ではなく、 幅広い分野でのマネジメントを経験したいと考えて、 外資系のメーカー、コンサルを中心に、転職先をあたっている。 異分野・異職種において、自身の可能性を試そうとする彼の姿勢には、 どこか、私と共通するモノがあるように思える。 自分が持つ 専門技術ベースを 踏み台にすることは、 エンジニアにとって、大変勇気の要ることなのだ。 ---- Y の方は、仕事を続けながら、経営に近づく勉強を行い、 見事に、MOTの博士号まで取得している。 私から見ても、賞賛に値するような、誇らしい友人だ。 私の方は、経営やマネジメントの勉強は あくまで独学だ。 勉強というよりは、本を乱読するという方が、近いかもしれない。 そして、自社の事業全般におけるゴタゴタに首を突っ込み、 自分の責任や 専門分野に 関わり無く 業務課題を発見し、 自ら 具体的な解決に取り組むことに、注力している。 Y と同じように 幅広い分野でのマネジメントを目指しつつも、 こうした 現実・現場での 泥臭い問題解決に取り組むことで、 私は、自分の成長の道を模索している。 ---- 現実・現場から 方向性を模索するのか、 系統立った学習から 方向性を模索するのか、 二人のアプローチの手法は、いささか異なっている。 しかし、エンジニアの枠から飛び出ようとしている仲間として、 彼の転職を、心から応援してゆきたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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