てんてんCafe

2009/07/15(水)18:13

イメージが結ぶ100の言葉と100の本 【1~10】

バトン・占い・成分解析(81)

はい。また企画モノです。(笑) nanaco☆さんが今挑戦されているのに触発されて、私もやってみようかなと。それも、今回は全て漫画でやります。本は凄い偏食だから、たぶん100冊もあげられないと思うんですよねえ。その点漫画はそれなりに雑食なので、いけるかなあと。。。作家を被らずに挙げようと、この1週間ほど脳みそフル回転してしまいましたよ。でもどうしても一人だけ2作被っちゃいました~。譲れなくて。。。それでも99人挙げたことになるのか。いや~~途方も無いな。他の人のも見たいので、余力のある方は是非チャレンジしてください。 詳細はこちら。↓イメージが結ぶ100の言葉と100の本 では、はじめま~す。 イメージが結ぶ100の言葉と100の本【漫画編】 001 「初恋」からイメージする本は? 坂道のアポロン 小玉ユキ時代は60年代。何だかとても純粋で可愛くて切ない物語です。 薫は、律子が好き。律子は千太郎が好き。千太郎は、上級生の素敵なお嬢さん百合香が好き。と、そんな風にどこまで行っても一方通行の恋は甘酸っぱくてほんのり苦い。。。恋の胸苦しさと、爽やかな友情をジャズに乗せて織り成す、ほんのり懐かしくてたおやかな雰囲気を持ったシリーズです。  002 「爆笑」からイメージする本は? パタリロ! 魔夜峰央爆笑作品は悩みましたねえ。直近では「ぶっせん」も最高に面白かったし、「チャンネルはそのまま」も大爆笑。でも、私のギャグマンガのルーツって何だって思ったときに出てきたのが結局「パタリロ!」あたりなんですよねえ。とにかくパタリロの、あのたたみかけるギャグの応酬に、いつも書店で悶絶していたもんです。(スマヌ、立ち読みだ。)よくあんなにネタが尽きないなあと感心するばかりです。 でも、私が読んでたのは最初の20冊くらいかも。もう82冊も出たんですね。峰央さん、最近はバレエやってるらしいですな。すごいねえ。それもすかさずネタにしてるんだから。。。何だか、またちょっと読みたくなってきた。(笑)  003 「待ち合わせ」からイメージする本は? お陽様なんかでなくてもかまわない 多田由美これは多田由美さんのデビュー作だったと思います。あまりにも素敵な表紙でとっても衝撃を受けました。画像が無いのが残念です。この人の作品の登場人物はもうほとんどが「ろくでなし」なんですよ。学も無ければ根性も無いし、どいつもこいつもプー太郎だったり、ヒモだったり。でも、素直だったり根が優しかったり顔が可愛かったりするから始末が悪い。状況は最悪だし、情にほだされたりして、こんな街から逃げて二人で新しい生活をしようって約束しちゃうわけ。でも、どっかでそんなことムリだって分かってるから、常に待ち合わせは、どっちかの待ちぼうけで終わり。苦いねえ。この人の漫画は大体どれを読んでもそんな感じ。厭世観にまみれたい時にはお勧めです。(笑)  004 「勝負」からイメージする本は? 北斗の拳 武論尊 /原哲夫  もう、何か。。。これしか無いと思って。。。 バトル物は苦手でして、北斗の拳も読み始めると眠くなるので、あんまりはっきりと内容を覚えてない(爆)んですが、確かにかっこいいですよねえ。最終的に一番ほれたのはラオウですかねえ。「我が人生に一片の悔い無し」ですよ。原哲夫さんって、1日に2ページくらいしか描けないんだそうです。下書きを描いては消し描いては消し、大量の線の中から最高の1本を見出す作業なんですね。なんだか、作品よりもその作業そのものが「勝負」という感じがします。その勝負の中から生まれてきたからこそ、原哲夫描くヒーローはあんなに存在感があるのですね。  005 「手紙」からイメージする本は? さんさん録 こうの史代さんさん録っていうのは、先立った奥さんが書いた主婦ノートのことです。多分最初は自分のための物だったんだろうけど、死期を悟って残されたさんさんがちゃんと暮らせるように家庭生活の一切を書き記したものなんですね。もちろんそこにはさんさんへの手紙もはいってるんですが、それよりもそのノートまるごと全部がさんさんへのラブレターのようです。なんとよく出来た嫁でしょうか。息子一家との同居、さんさんの精神的な自立、そして恋。う~ん、何でこんなに素敵なんだ!?出来たら、60代以降のお父さん世代に読んで欲しい作品です。   006 「出会い」からイメージする本は? エマ 森薫ケリーとの出会い、そしてウィリアムとの出会い。それがエマの人生を大きく変える。メイドとお坊ちゃまの恋は周りにも大きく波紋を投げかけるのだけど、なんとなく貴族の時代の終焉なんてものまで感じさせる展開でした。 この作品で少し不満なのは、ウィリアムの父(ラスボス(笑))をどうやって説得したのかっていうあたりをすっぱり抜いてしまったところ。想像にお任せしますって事なのかも知れんけど、やはりそこが一番見たかったので、ちょっと肩透かしでした。でも、名作です。キスシーンはため息モノですな~。  007 「休日」からイメージする本は? よつばと! あずまきよひこ100%休日モードだよね~。この漫画は。どのエピソードも自然と顔が緩んでしまう。 ストーリーはとーちゃんとよつばの楽しい毎日としか言いようが無いな。ちなみに2003年に連載が始まって、去年出た8巻辺りでようやくひと夏が終わったという。私はもう一生夏なのかと思ってたくらいですが、8巻で秋のお祭の話が出てきて、あ、季節変わるんだって思いました。(笑)あずまんがに取り掛かってらっしゃるのでよつばの新刊はも少し先になりそうですね。寂しいのぉ。  008 「二人三脚」からイメージする本は?  鋼の錬金術師 荒川弘エドとアル。深いトラウマと残酷な試練、そして大きな目標があるから、この二人の絆はものすごく強い。これからもずっと二人三脚で、ラストまで走り抜けて欲しいですね。物語も佳境に入ってますます面白い、楽しみな漫画の一つです。  009 「切ない」からイメージする本は? ふたつのスピカ 柳沼行どこに入れるか散々迷ったんですが、「宇宙」だとか「飛ぶ」だとか「青春」だとか、よりもとにかく切ないってイメージが大きすぎて、ここになりました。同じ夢に向かって仲間とともに学び競う時って本当にかけがえの無い時間ですよね。(得てして卒業して気づくってのが皮肉なところなんですが。)死別、病気、事故、とまあ不幸エピのオンパレードの作品でしたが、切なくも清清しく卒業の時を迎えてホント良かった。最終巻、楽しみです。  010 「もどかしい」からイメージする本は? ハチミツとクローバー 羽海野チカ「初恋」とどっちにしようかちょっと悩んだんですが、よく考えてみりゃ~この話、もどかしいの連続だったなあと、即決定。竹本×はぐみ×森田チームも山田×真山×理花チームももどかしいことこの上なかった。その上※※にオイシイトコ持ってかれるてΣ(▼□▼メ)。。。だめじゃん!!もー、あまじょっぱくて胸がドキドキしますな。思うに3月のライオンはこのあまじょっぱさが足らぬと思うがいかがか?  

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