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今日読んだ漫画

2009.10.27
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カテゴリ:今日読んだ漫画

乙嫁語り【1】 森 薫

美貌の娘・アミル(20歳)が嫁いだ相手は、若干12歳の少年・カルルク。遊牧民と定住民、8歳の年の差を越えて、ふたりは結ばれるのか......? 『エマ』で19世紀末の英国を活写した森薫の最新作はシルクロードの生活文化。馬の背に乗り弓を構え、悠久の大地に生きるキャラクターたちの物語!(FELLOWSサイトより引用)

 

雑誌連載中も、とにかく我慢して我慢して、とうとう待望のコミックスを手にすることが出来ました。

エマで19世紀のイギリスを描いた森薫さんの開く新しい世界は、ユーラシア大陸でした。こんな方面にも萌えてらっしゃったんですね。私もシルクロード物とか大好きですが、しかし、絨毯の柄とか描きたいとは思いもしませんでしたよ。

いや~ホント、びっくりしました。
第1ページめくった所でひっくり返りました。

「なんじゃこりゃ~!」

ですよ。
アミルの婚礼衣装のこの凄まじい描き込み。こんなに描き込んでいるのにすっきりクッキリした美しい画面。いきなり胸がドキドキ高鳴ってしまいました。
エマのときよりもまた一段と腕が上がったような気がします。

表情がまた素晴らしい。普段の時の優しい表情と、獲物を狩る狩人の目、そしてカルルクを思う一途な顔。ま~、キュンキュンします。

ストーリーの方はまだ日常生活の紹介と人物紹介くらいのゆったりしたペースです。事件としてはこの先アミルの実家と少しいざこざが出てくるのかもしれません。ただそれさえも、きっとゆったりと流れていくのでしょう。
アミルとカルルクのこれから始まる恋と、彼らを取り巻く人々の細かな日常の営み、そしてただもう美しいペンの冴えを楽しみに待ちたい、そんな作品です。

 

こちらのサイトで、森さんの原稿作業の動画が見られます。
想像以上に手早く大胆に描いてらっしゃることにびっくりしました。
白い紙から、美しいアミルが描き出される工程をご覧になってみてください。

コミックナタリーPower Push

 

 







最終更新日  2009.10.27 21:04:58
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2009.08.31
カテゴリ:今日読んだ漫画
    

東京ゴースト†トリップ 葉芝真己 著

 

今日はブログお友達のzorokyoさん(何気に自分が描き送ったイラストのページにリンクを張る抜け目なさ( ̄血 ̄)v)が大プッシュのコミック「東京ゴースト†トリップ」を紹介します。
実は薦められて随分経つんですが、私がちんたら古本屋で買い集めているのに業を煮やしたzorokyoさんが、なんと3~5巻までを送ってくださったんですよね。何というファンの鑑でしょうか。 (TωT )

その他にも、たくさん珍しいお土産を送ってくださって、ホント、ありがとうございます。

 

さて、物語は
300年続くイタコ一族乾家の直系の子孫である、節と宗和。霊の存在がありありと感じられる霊感体質の節と、本人は全く霊が見えないけれど強力な力を持つ(様な気がする)宗和。節が降ろし、宗和がよりしろとなることで、霊がらみのトラブルを解決したり、死者と生者の架け橋となるのだった。その他、エクソシストの海兄、超能力者の光明、分家の六(りゅう)といった、無駄にカッコいい男達が群れて、いや活躍する、男臭くも煌びやかなイタコライフ。。。

 

BLコミックスから出ているので、一般的な知名度はあまり高くないのですが、一般誌でも十分に受けそうな内容です。とりあえず、居流れるイケメンたちがゴージャスこの上ない。節と宗和の気風のよさ、海兄の腹黒さ(笑)、なる程zorokyoさんの好きそうな要素満載ですね。

切ない話あり、コミカルな話あり、何より最後にスカッとして気持ちいいのです。

私のお気に入りはやはり、4巻から5巻に跨るクリスマスの話ですかねえ。ゴージャスイケメンの本領発揮ですし、壱矢君はかわいいし。神父さんとのエピソードも素敵です。結局ただ働きになってしまった節はちょっとかわいそうでしたが。(笑)

それから、宗和とちっちょ(彼の飼う美猫)の図も凄く好きです。><
宗和のしもべっぷりに癒されます。プププ

 

楽しくてすっきりしたい時にはお勧めのコミックですね。
さてそろそろ6巻もゲットしなくては。。。

 

 







最終更新日  2009.08.31 22:36:59
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2009.06.29
カテゴリ:今日読んだ漫画


彼は花園で夢を見る よしながふみ著

 

サウドとファルハットは旅の楽師。西の国の男爵に気に入られ、二人はそこに逗留することになった。。。

舞台はどことは定かではないが、西洋風の時代物。
物語はまるで一曲のバラッドのよう。さらさらと歌う様に流れていくうちに、何故か心を掴まれていることに気づかされる。

さらさらと、淡々と物語りは進むけれど、実は印象的なエピソードの連続。それを無理なくコミックス1冊という尺に収める手腕は並々ならぬものだ。何より、一つの物語としての完成度の高さに驚かされる。

よしながふみの作品を幾つか読んで思うのだが、この人は短編になればなる程、実は秀逸であるような気がする。「愛すべき娘たち」も短編連作だったが、1編1編が、本当に読ませる。あまつさえ連作としてのまとまりとしてもきっちりと構成されていて、最後まで読み通すと見事に1本の物語として完成されているのである。

この「彼は花園で夢を見る」も現在の話の間に過去の話を挟んでラストに収斂させる手際は上手い!の一言。その上最後にニヤリとさせられるオチまでついていて、本当にこの人は侮れない。


ぱっと燃え上がるような若々しい恋も、冷たい石に少しずつ水がしみこんでいくような温かな想いも、なんて花のように瑞々しく美しく切ないのだろう。亡き人を、去る人を、そして傍にいる人を想う気持ちをやさしく紡ぐ名作である。







最終更新日  2009.06.29 22:17:38
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2009.06.27
カテゴリ:今日読んだ漫画


阿房列車(1号) 内田百間/一條裕子 著

 

なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪に行って来ようと思う。

内田百間の随筆、「阿房列車」を一條裕子さんがコミカライズした作品。
私は不勉強なもので百間先生の随筆は「百鬼園随筆」しか知らない。そんなものぐさな読者のために、本書の巻末には「特別阿房列車」の冒頭原文が掲載されている。(何だかかゆいところに手が届く作品なのだ。)早速漫画と見比べてみた。

そのまんまである。

普通原作物をコミカライズする時、やはりどうしても多少の誇張、漫画家の解釈、あるいはよりダイナミックなオリジナル表現が入るものだし、むしろそういった漫画的表現を加えることによって、原作の新たな魅力を引き出すのがコミカライズの意義といっていいと思う。

しかし、この作品に限ってはそれがあてはまらないのだ。
一言一句原作を違えず、原作イメージから一歩も離れない。それなのにその面白さは損なわれず、むしろビジュアルが加わった分原作よりも百間先生が生き生きと動いて見えるのである。(これを読んだ後、百鬼園随筆を読んだら、完全にイメージが漫画の百間先生になってて面白かった。)

 

しかししかしである。
そのまんまだなあと思って読んでいると、だんだん雰囲気が変わってくることに気づかされる。 

何も足さず、何も引かない一條さんのストイックな線が描き出す世界は、とても静謐で、一切の自己主張が無い。かの様に見える。
ところが、その細くて緻密な線が重なり交わり集積されると、何故かその絵は「一條裕子」でしかありえないものになるのだ。(なんだかアンドリュー・ワイエスを思い出した。)

時折はっとするほど美しい、在りし日の日本の情景が現れる。夜の闇に黒々と横たわる列車であったり、驟雨にけぶる田舎の線路であったり。しばしページをめくるのを忘れるくらい見入ってしまった。

軽妙な百間先生の語りと、一條さんの詩情溢れる情景描写のコラボレーション。。。
原作から一歩も離れないと言う言葉を撤回しよう。

内田百間を忠実に写したものでありながら、同時にこれは一條裕子の作品なのである。
見事なコミカライズであった。

 

ところで、この作品でIKKIのテツ漫画三部作の完成なんだそうである。
私はテツでもないのに三部作のうち二作も所有しているゾ。。。

コンプリートしないように気をつけよう。。。(笑)


本好きへの100の質問 【81~100】はこちら。

 

 







最終更新日  2009.06.28 00:38:57
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2009.06.09
カテゴリ:今日読んだ漫画

    

ぶっせん【上】【中】【下】 三宅乱丈著


講談山という山に、金々腹寺と仏々専寺という二つの寺が隣り合って建っていた。
地元民のほとんどを信者と為し、商売繁盛の金々腹寺はその勢いで隣の貧乏寺、仏々専寺を追い出して講談山を金々腹寺の本山としてしまおうという野望を抱いていた。
一方、ろくろく檀家も無く、和尚が入院中でジリ貧の仏々専寺では、唯一の弟子雲信が、寺を仏教専門学校と称し、授業料を取った上、授業という名の修行を行い、生徒をなし崩しに修行僧にしてやろうという腹黒い計画を立てていた。
黙っていてもつぶれると思っていた仏々専寺の思いもよらない行動に金々腹寺の阿闍梨は修行僧の正助(↑【上】表紙のつぶらな瞳のたらこ唇)をスパイとして差し向ける。。。

 

イムリの三宅乱丈さんのデビュー作。

いや~、面白かった。デビュー作でこんな凄いものを描いてしまうなんて、やはりこの人は只者ではない。

まず、登場人物の多さに驚き、その個性が一人ひとり際立っていて絶妙な呼吸を生み出していることに驚く。とにかく一人一芸じゃないけど、一人に一つは変な特徴ないしは特技があってそれをいちいちいぢり倒される。そうかと思えば、目立たないことで存在感を主張するというややこしいのもいたりして、ホントにビックリするほど見事なキャラ設定なのだ。

しかし、一番見事だったのはやはり、仏々専寺の和尚だった。
それなりに一生懸命な生徒や、何だかんだ言って真面目な雲信なので、何事も無ければ結構普通に学校をやっていけたはずなのに、和尚自ら無茶苦茶に引っ掻き回すのである。もう、ハンパ無く。。。生徒から集めた授業料は盗む。寺の※※※は売り渡す。坊主のクセに※※※※は持っている。はっきり言って、諸悪の根源はこの和尚である。

しかしながら、この和尚が何の考えもなく雲信の妨害をしていたのかと言えばそうではない。。。ようにみえるがそうなのか?深謀遠慮があるのかないのかもよく解らない狸っぷりなのであるが、とにかく、ラストであの雲信を赤面させる和尚の説得力はすごい。ここに来て雲信にその気づきを成さしめるとは。。。この漫画がただのギャグ漫画ではないことを思い知らされる瞬間だった。

この漫画を読んでから、密教と臨済宗について調べてみたが、なかなかそれぞれの宗派についてもきっちり特徴を掴んでいるらしい。調べてからもう一度和尚の話なり金々腹寺のスタンスなりを読み直すと、何だかなるほどなあと思ってしまうのだ。これは仏教をかじったことのある人には2倍面白いのではないだろうか。(雲信とていほう(漢字忘れた)の喧嘩なんてまさに宗派をかけたバトルで凄く面白いのだが、何故か邪馬台国九州説と近畿説に至るのだけど、何でそうなるのか誰か説明してくれないだろうか。(笑))

1話1話がとても短いスパンでありながら、毎回きっちりオチをつける実力。
ありえないところに恋が芽生え、どんどん話は思わぬ方向へと転がり、一癖ある新キャラがゾクゾク追加されて、更に話は複雑に入り乱れていく。
大笑いしながらも、恋の切なさに胸がきゅんとしたり、その直後に思いっきり落とされたり。そうして物語は学校モノの宿命、卒業へと収斂されていく。かりそめの縁であるが故に、その一瞬一瞬が本当に楽しく、大事な時間だったことに気づくのだ。

最後は、雲信らしい、また狸な和尚らしい「本来無一物」な潔い終幕。何とも楽しく爽やかなラストだった。

 

ところで、「イムリ」「ぶっせん」と読んで思ったのだが、この人絶対緊縛趣味があるなあと。。。そういう意味でも(え 次なる三宅乱丈に期待したい。(笑)

 

 







最終更新日  2009.06.10 23:38:04
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2009.02.18
カテゴリ:今日読んだ漫画

今日2本目の更新です。

 


土星マンション【4】 岩岡ヒサエ 著

今回ミツは人の命にかかわるミスをします。
人間ミスをするってのは大事なことですよね。ミスをすることで恐れを抱く。
仕事に恐れを抱くことはすなわち、仕事に対して注意深く慎重になるということだから。
慎重になりすぎたり畏れすぎても駄目だけど、恐れを持たない事の方がもっと怖いです。

人から信頼を得るって事もとても難しいことですね。
意識して信頼をされるようになるわけでもなく。。。それはただ一心に、誠実に、仕事をする中でいつの間にか得ているもので、得ているかどうかなんて当の本人には分からないものだし、また気にしても仕方の無いことだと思います。

それにしても、ミツは成長しました。亡き父親にまた一歩近づけたのでしょうか。

さくの話では、真が少し心を開き始めました。コンピューターのさくだからこそ、真は素直に話ができ、自分に向き合えたのでしょうね。ラストは少し切なくて、カウボーイビバップのエドと「ンピュ」の話を思い出しました。

ソウタはますますやば気ですね。
まりもフユ・ミツ・影山の惑星直列に吹きました。

 

 


金魚屋古書店【8】 芳崎せいむ 著

何と言う事でしょう!!
山田章博先生の「百花庭園の悲劇」ではないですか!!!

その上このお話に出てくるゲストが、たむらしげる風の老人(ただしすこぶるあやしい)だなんて私のツボにジャストミートですよ。

ストーリーもいつもと雰囲気が違って、エクスリブリスを貼ったこの世に1冊しかない百花庭園の悲劇を探せというミステリアスなもので、何だかとても楽しめました。

しかし、私的ヒットは今回それだけにとどまりませんでした。

アニメの人ですよ。。。
どうしよう、いちいち会話に納得しちゃうんだけど。。。

「OUTだもんねえ。。。」
「ねえ」
に激しく共感。(笑)

その上「モーションコミック」ですよ。ぎゃー、なつかしい~~~。この表紙全部知ってるし。。。美樹本さん、いのまたさん、金田さん、なかむらさん。その上「GB(ゲートボール)ボンバー」とな!?実家掘り掘りしたら出てくるかも。いのまたさんの意外に強烈な年寄り描写にやられたもんです。 

さらに、ゆうきまさみさんのパロディ漫画時代!
この表紙にも見覚えが。借り読みしたのかも。私はこれは買いませんでしたが、「墜ちたる天使」は持っていました。

すごいわ~、芳崎さん。見事に全く忘れていた昔を思い出させてくれました。
リアルタイムに読んでいたものが次々に出てくると、ちょっと鼻息が荒くなってしまいますね。(爆)

しかし、何気にアニオタだってことを、つまびらかに暴露してしまった気がする。orz

 

hyakkateien.jpgカメラが手元に無いので携帯写真です。見苦しくてごめんなさい。

懐かしくて引っぱり出してきました。左が留さんが探していた新書館版、右が青心社版です。青心社版は金魚屋に載っていたのよりもさらに後に出た復刊本ですね。

 

 

 







最終更新日  2009.02.18 23:30:21
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2009.02.03
カテゴリ:今日読んだ漫画

    
エンブリヲ【1】~【3】 小川幸辰 著

通学途中に森に立ち寄った高校生のエリ子。花を眺めていたエリ子は、巨大な芋虫のような異様な虫に首筋を刺されてしまう。
その日からエリ子の学校では不思議なことが起こり始める。天井のダクト・水道・トイレといった場所から、虫がこぼれ落ち、詰まり、あふれ出すのだ。ついには死者まで出てしまう。

エリ子は虫たちが自分の意思に反応することを悟る。そして、虫刺されが実は受胎であったことも。胎内に宿った虫に母性を感じ、ついには女王としての意識にさえ目覚め始める。。。

 

とにかく、表紙を見てぞわわ。表紙絵のエリ子の愛らしさはともかく(よく見るとこの絵だって虫だらけですが)、裏を返すと、丹念に描かれた色鮮やかな、虫・虫・虫。。。ぎゃ~~っ!!ヾ(;゜曲゜)ノ
気の弱い人なら本を取る事もためらってしまうのではないでしょうか。

そんな読者を選ぶ(笑)この作品は2008年にエンターブレインから復刻されたものですが、初出は1994年8月から1996年1月までアフタヌーンで連載されていたもののようです。確かに少し時代を感じる絵柄です。現在は別名義で成人向け漫画を描かれているようですが。

分類はホラーになるのでしょうが、単純に怖くて気持ち悪いだけの作品ではありませんでした。
学校近くにある、結城沼という沼の化学汚染によって巨大化、変異した虫が、更なる進化を遂げるために脊椎を手に入れようとしたわけです。そのために、人間の脊椎に胚を埋め込むという手段に出るというあたりは、立派なSFですね。そんなあたりも、少し懐かしい感じがする所以なのかもしれません。

しかし、その虫たちの行動や目的が虫にとっては正当でも、もちろん人間にとっては邪悪な排除すべき存在です。
にもかかわらず、その虫に母性を抱き、共感するエリ子。その姿は異端としか言い様がありません。虫と人間の狭間にあって苦悩するエリ子。彼女の行き着く先は?。。。

嫌悪感と、一種の神々しさ、そして静謐。そんないろんなものがない交ぜになったラストシーンでした。

 

さて、こんな良作を世に出しながら、非常に佳作なのが惜しまれると言いたい所なのですが、最近描かれたらしいあとがきのおまけ漫画を見ると、技術は上がっているものの、90年代の頃の絵より格段に魅力が無くなっていて、「まあ、描かれなくてもいいかぁ。」な~んて身も蓋もないことを思ってしまいました。いやはや。。。

 







最終更新日  2009.02.04 01:10:16
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2009.02.02
カテゴリ:今日読んだ漫画

        

  

愛してるぜベイベ★★【1】~【7】 槙ようこ著

常に女の子とちゃらちゃら遊んでいる高校生片倉結平。ある日、まだ5歳のいとこ坂下ゆずゆちゃんが家にやって来た。父親は亡くなり、母親は一人ゆずゆを部屋に置いて蒸発してしまったのだった。そんな訳で母親の行方が分かるまで、ゆずゆを片倉家で預かることになったのだ。 
しかも、そんな重苦しい空気の中、片倉家の女王様ねーちゃんの、「結平、お前が面倒見ろ!」という鶴の一声で、結平がゆずゆのお世話係に任命されてしまったのだった。
幼稚園の送り迎え、お弁当作りに遊び相手、夜は添い寝と、大忙しの結平の子育てライフが始まる。。。

 

チコさんが小学校の頃に買っていたシリーズをまとめ読み。

とにかくですね。ゆずゆがかわいくてたまらないんです。
ちょっとしたしぐさ、笑顔泣き顔どれをとっても、もうトロロ~~ン、ポヤヤ~~ンとなってしまうほど、愛らしい。
あの子に「○○おにいちゃんだぁ~い好き」って言われたら、どんな男性だってキュン死に確定でしょう。

しかし、そんな屈託の無いゆずゆと結平のそれなりに楽しい日常生活の中でも、母親に置いて行かれるというトラウマは、小さな傷が膿んでいくようにゆずゆの心を追い詰めていきます。
結平とゆずゆの絆がどんなに深くなっても、母親のいない隙間を埋めることは出来ないのですね。

ラスト、大人たちがゆずゆの母親を罰することに傾く中、結平がひとりゆずゆの気持ちを最優先に考えていたということが、ドラマを動かします。
期間限定の関係。それを一番理解していたのが、ゆずゆに一番密着していた結平だったのですね。最後にゆずゆにかける言葉が、とても優しくて、冷静で、男らしかったよ~。号泣

でも、結平の行動は、母親が変わっていなければまたもとの木阿弥になるという可能性もあったので、大人たちの判断の方が正しかったかもしれなく、実際にはどっちがよかったのか疑問の残るところではありますが、そこは少女マンガです。細かいことは気にせず泣きましょう。(笑)

あとは、毎度言ってますが。。。
高校生のここまで進んだ男女関係には、お母さん賛成できかねます。(もうちょっとで別の子育て漫画になるところだったし。。。)
小学生も読むって事を前提に、頼むからもう少しその辺の描き方を考えて欲しいです。ほんとに。。。

ま、そんな困ったところもありますが全体的には、子どもにとって「母親がそこにいる。」ただそれだけのことがどんなに大切で、確かなことか改めて感じさせてもらえる。そんな漫画でした。
うん。よい漫画でした。。。ゆずゆ~~!!。゜゜(>ヘ<)゜ ゜。

 

P.S. なたさんに捧ぐww

 

 







最終更新日  2009.02.02 22:28:29
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2009.01.20
カテゴリ:今日読んだ漫画


大奥【4】 よしながふみ著

何だか今頃になってしまいましたが、感想を。。。

なんと表紙はお玉。ふてぶてしい笑みでインパクトがあったが、作中壮年になったお玉の迫力はちょっとびっくり。(笑)昔から坊主にしては即物的な感じがしてましたが、年を取ってさらに磨きがかかったようですね。

さて、時代は家光から家綱、綱吉に移っていきます。
家光と有功の恋の終焉はとてもプラトニックで、しみじみ寂しさがつのりました。
愛しいと思うが故に身体を結ぶことに耐えられないという有功は、外見上はとてもクールに見えますが、実はその内に秘めている想いは轟々と燃えているのですね。

家綱のエピソードはとてもさりげなくて、それが一層心に残る切ないお話でした。
普通の少女だったら良かったのにね。

そして、綱吉。その色香で家を一つ潰しちゃったよ~!!
才気煥発、クールでドSな綱吉ちゃん、あ~続きが気になる~~~。

 

男女逆転徳川将軍家、いったいどうなるのかと思ったけれど、実に面白い!!
しかし、このまま連綿ととりあえずは吉宗の時代までは描かれることになるのでしょうが、結局この物語はどういう結末を迎えるのか。。。目の離せないシリーズです。

 

 







最終更新日  2009.01.20 21:25:53
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2009.01.13
カテゴリ:今日読んだ漫画


猫絵十兵衛 御伽草紙【1】 永尾まる著

「猫描こう 絵はいらぬか」
鼠除けの猫の絵を描いては売り歩くことをなりわいとしている十兵衛。彼の連れている猫「ニタ」は実は猫又で、十兵衛の絵に魂を入れていた。十兵衛は浮世絵師としては半人前で、人物画はトンと下手なのに、動物特に猫の絵だけは巧いという変り種。そんな十兵衛とニタが見た、猫と人との猫(にゃん)情咄。

まさに猫好きの猫好きによる猫好きのための漫画。
うっかりな話(笑)、切ない話、可愛らしい話となかなかバラエティに富んでいて面白かった。

この先どういう展開に向かおうとしてるのかは今の段階では分からないのだが、私的にはニタの化け猫としての本領発揮する話を是非読みたい。

しかし、猫絵描きなる商売が実際に有ったらしいというのはびっくりした。江戸時代って窮屈なようでいて実はそういう隙間産業(笑)もあったりして侮れないなあ。。。

 

 







最終更新日  2009.01.13 20:40:49
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