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カテゴリ:発達障害と子育て

福岡での小1の子を殺害した事件で、犯人はお母さんだというニュースが流れたとき、ふとその親子の関係を推察していました。

ネットのニュースを見ると、私の推察は正解でした。

その男の子、発達障害があったそうですね・・・

ニュースでは「子育てに熱心な母、なぜ?」とあります。

「なぜ?」というのが公言されているということが、すでに発達障害のことが世に知られていない確かな証拠だなぁ って、ちょっと悲しく思いました。


我が家にも発達障害を持つ男の子がいます。

常識が通じません。

人に迷惑をかけることを、考えもせず行動してしまいます。

人がイヤがっている空気を読み取れず、いつまでも迷惑をかけています。


一番困るのは、これらのやってはいけないことを、教えても教えてもなかなか子供に通じないこと。



犯人であるお母さん、とても子育てに苦労されたのでしょう。

マジメな人だから殺害までいってしまったのではないか・・・と私は推定しています。


周りの人から「しつけができていない」という目で見られるので、いつも気にされていたのでしょう。
「がんばってしつけてるんだけど、でもうまくいかない」と常に思っていたと思います。

私もそうだから・・・。 犯人のママもきっとそうだったんじゃないかなぁ・・・


子供の命を奪ってしまうことは絶対に許されないことだけど、毎日そういう子供を育てているうちに心がおかしくなってしまうということ、普通の人には理解できないことだと思います。



今日も長男のことでご近所からクレームが来たので、私は出かけていって謝ってきました。
4~5日前にも同じ人からクレームが来ていたので、かなり辛いことでした。


夕方、ふと鏡の前へ立つと、表情のない自分の顔が映っていました。

その数分前に義母が立ち寄り、「あの子はきちんと規則正しくしつければ治るから、今が大事だから」と厳しい目で言われたことを思い出していました。


‘何もわかってないくせに、イヤミを言わないでよ・・・’
悔し涙が頬をつたいました。



発達障害の子を毎日育てていくのは、こういう辛い現実があります。

終わりの見えない、先に明るいものを見出しにくい、周りの支えがなければ最悪のことにもなりかねない、そういうものだと思います。


ここを訪れてくださる人には、わかっていただけるとうれしいと思います。

決して子育ては楽ではないこと。
ましてや障害を持つ子を育てることは辛いことが多すぎること。

死にたくなることや、一緒に死のうと思うこと、そういう異常な心にもなってしまうことがあること。

あの犯人のママのことはよくわかりませんが、私は他人事とは思えないです。


鏡の前で泣いていると、今日のクレームの事情を知るママ友がメールをくれました。
「疲れているようだけど、大丈夫?何かできることがあったら言ってね」

こういう言葉にどれだけ救われることでしょう。
“気にしてくれる人がる”ってこと。

そういうのがあの犯人のママにはなかったのかもしれません。

でも私だって・・・先は見えないです。






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最終更新日  2009年01月18日 15時08分38秒
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