香菜 CilantroCilantroシラントロ (ハーブ・コリアンダー、シアンツァイ) コリアンダーの実はカレー粉に入っているので、はじめての人でもその香りにはなんとなくなじみがあるはず。どちらかというとマイルドなその香りは、鶏肉や魚のカレーによく合います。しかし、この植物の生葉が日本で紹介されたのはそれほど古いことではありません。 今では人気のエスニック料理によく登場しますが、80年代ころは食べられない人の方が多かったのではないでしょうか。中国では香菜(シアンツァイ)と呼ばれ、古くから中華料理にはよく使われていたのですが、当時の日本人の口には合わなかったのでしょう。中国茶も戦前はほとんど飲まれていなかったといいますから、日本人の味覚は確実に変わってきていると言えます。 シラントロというのはスペイン語の名前。南米でもよく使われており、メキシコ料理から北米に知られるようになったため、カナダでもシラントロの名で売られています。パセリのように束ねて売っていますが、香りの強いものなので、日本の三つ葉やセリのように香り付けにだけ使うのには多すぎて、余ってしまいます。そんなときは乾燥させるよりは、冷凍にしたほうがまだ香りがのこるようです。また、すりつぶしてオリーブ油と混ぜ、ローストや肉類のマリネに使ってもいいでしょう。ラム肉など、強い香りの肉に合います。 葉から採る精油は殺菌の作用が強く、特に気管支の炎症にきくそうです。また、抗菌、抗黴の効果もあります。 【香菜猪肉餃子】 豚ひき肉200g、しょうが汁、酒、こしょう、醤油、塩、ねぎ(みじん切り)5gをよく混ぜ、最後に新鮮なシラントロの葉を100g、みじん切りにして混ぜ、餃子の皮で包む。茹でても焼いてもOKです。 【グワカモレ】 ![]() アボカドのディップ。 生野菜やトルティーヤチップスにどうぞ。 空気に触れると黒くなりやすいので、なるべく使い切りましょう。パーティーに最適。 アボカド 大きめのもの2個 玉ねぎみじん切り 大さじ1 セラノペッパー またはハラペニョペッパー(生)1~2個 大きめのトマト1個 シラントロ 3本~15本(つまり好きなだけ) ライムの絞り汁 (レモンでも)適宜 塩 適宜 材料はあらかじめ30分くらい冷やしておきます。 アボカドは種を取り除き、果肉をスプーンですくってフォークでつぶします。トマトは皮を湯剥きして、刻みます。種は多いようなら取り除きます。 他のものも全て刻み、アボカドに混ぜてペーストにしたらすぐにテーブルへ。 ジャンル別一覧
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