ナスタチウム(金連花)Nasturtium ナスタチウム学名Tropaeolum majus 英語ではナスターシウムと発音します。和名はキンレンカ。昔は日本でもさかんに栽培されたようで、戦前の文学などには時々名前が出てくる植物です。ナスタチウムといわれてもピンとこないかもしれませんが、キンレンカという名前はどこかで聞いたことがある、という人も多いでしょう。 インディアン・クレスとも言われ、クレソンのようにぴりっとした香味があるこの花は、つる性ではないのですが、地面を這うようにして広がります。花もつぼみも葉も若い実も食べられます。 痩せた土地でも元気に育ち、発芽率も高く、色とりどりのきれいな花を咲かせてくれるので、子供の初めてのガーデニングにもお薦めの花です。 葉にはビタミンCが豊富に含まれるほか、鉄分もあり、胃腸の機能を高め、貧血改善にもなります。全草ピリッとした辛味があり、ちょっとわさびのような風味がありますが、未熟な実は特にはっきりとした辛味があるので、すりおろしてわさびのかわりに使ったり、ピクルスにつけこんで、ケイパースのように使います。葉や花を手巻き寿司などに使っても、楽しいでしょう。 花やつぼみをサラダの彩りに使ったり、サンドイッチにはさんだり、肉料理に添えたりすると華やかで、パーティーなどに最適です。 ナスタチウムのビネガー 少し多めに収穫したナスタチウムの茎付きの葉と、カラフルな花をステンレスなどの器に入れ、白ワイン・ビネガーやりんご酢(アップルサイダー・ビネガー)などでたっぷり漬け込む。 ラップなどで密閉して1週間か2週間おいたら、香りがうつるので、漉して別の容器に入れ、新鮮なナスタチウムを2,3本加えておくときれい。 (このビネガーは毛髪や頭皮のケアにも使えます。) ドレッシングには、オリーブオイルとビネガーを3:1から5:1の割合で入れ、新鮮な葉や花を刻んで加え、塩、コショウで味を調えます。冷たいパスタサラダなどに。 楽天でタネを売っていました。春でも秋でも蒔けます。10月頃まで収穫できるようです。ベランダ、ハンギングOKです。日当たりのいいところで育ててみてください。 ナスタチウムの種いろいろありますよ。 ナスタチウム:ピーチメルバ 315円 ナスタチウム:ホワリーバード混合 210円 タキイ ナスタチウムの種 210円 Green Depot ナスタチウムは超初心者向け。栽培してみましょう。 ジャンル別一覧
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