2005/09/01(木)11:24
さいたまでのヨンジュンシとの出会い。
朝のニュースやワイドショーの映像を見ては、昨日の感動を思い出しています。あの感動を忘れないうちに、とにかく続きを!
ヨンジュンシの登場は、もうおどろきでした。会場内のキャー!という声と、スクリーンに映し出されたヨンジュンシの姿。え?いったいどこ?どこから現れたのか、気がつくのにほんの少し時間がかかりました。それは、私の座っていた席からすぐ近くの花道の先端!(そこに、照明ブースがあったのでしょうか?)あんなに近くにいたなんて、それまで誰も気づいていませんでした。いつからいたの?オープニングの演奏の間に来ていたのか、それとも最初からいたのか?
そこから現れたのは、まさにインスでした。スクリーンに映し出された大きな姿、そして、私のこの目で直接見たのは、STAFFと書かれたジャンパーの後ろ姿でした。思わぬところからの登場で、アリーナ席は総立ち状態!前の方の人たちが立ってしまったので、こっちも立たないことには何も見えません。現れた時に、後ろを見てくれたのかどうかは、まったくわからない、とにかく私が見たのは、ゆっくりとステージに向かって歩いていく、ヨンジュンシの後姿。どんどん遠くになっていくその姿。そしてステージに到着してヨンジュンシがこちらを見たとき、後ろの方から「すわってくださ~い!」と声がかかりました。その声にやっと我に返って、皆が席に座りました。そして、あの日本語での長い挨拶。もう、それだけで感激でした。「本当にじょうずになったよね。」って、となりの席の人も言っていました。そんなところにも、ヨンジュンシの努力が現れていたと思います。
イェジンさんも登場して(せり上がりだったらしいけど、よくわからなかった・・)二人で挨拶していったん退場し、オーケストラの演奏と共に映画のシーンが少しづつ映されていきました。初めて見る映像や、初めて聞くセリフもあったけど、それほど「ネタバレ」という緊張感を持つことなく見ることはできました。でも、前日の試写会をすでに見ていた方達にとっては、また違った見方が出来たのではないでしょうか。
そろそろまたヨンジュンシの姿が見たいなぁ・・・そう思いはじめたころにやっと演奏が終わり、司会者の朝岡さんとキム・テイさんが登場。ホ・ジノ監督、イェジンさん、そしてヨンジュンシの順で紹介されて登場しました。今度はさっきから着替えてちょっとラフな感じ。そして、主に映画に関連したトークショーでした。
朝岡さんの質問は、ファンならだいたい答えを知っているような質問が多かったのですが、その中でおかしかったのは、監督に
「撮影はいつから行われていたのですか?」
と質問したのに、監督ったら忘れちゃって答えられなかったのです。それで、ヨンジュンシに助け舟を求めていた模様。2月ですよ~ってこちらから答えてあげたかったです。
私の席からは、ステージの人間はかなり小さくて、そのままではとても顔の表情までは見ることが出来ませんでした。インタビューで答えている人は、脇の大スクリーンに映し出されるのでよく見えるのですが、そっちに注目するとステージ中央を見るのがおろそかになってしまう・・・。少したってからは、ヨンジュンシが話している時以外は、双眼鏡で直接ステージ上の様子を見るようにしていました。(監督、イェジンちゃん、ごめんなさい!)
そうしたら、ひとつ発見!3人の足元には、七色亜茶のペットボトルが置いてあったのでした。水の変わりに、のどを潤すためだったのでしょう。だれか飲まないかなと思っていたけど、結局最後まで手に取ることはなかったようです。そりゃあ、あんなに高い椅子に座っていて、足元のペットボトルを取って飲むって、よ~っぽどのどが乾かないとやらないですね。
インタビューを聞きながらもうひとつ思ったこと。それは、イェジンさんがヨンジュンシのことを話すときに、「ペ・ヨンジュンソンペイニム(先輩)」って言っていたことです。「ペ・ヨンジュンシ」じゃないんだなぁ・・・10歳も年が離れていると「~シ」って呼び方は失礼になっちゃうのでしょうか?
第1部のトークショーが終わり、第2部のミニコンサートが始まった時、ちらっと頭の隅によぎったのは、ここでちょっと席を立っていけば、グッズが買えるかな?ってこと。時々目の前を横切る人がいたので(スタッフかもしれないけど)、そんなことも思ってしまいましたが、今日来た目的はグッズを買うためではなくて、イベントを楽しむためなんだ、そのことを自分の中で再確認し、ミニコンサートを楽しむことにしました。
主題歌を歌うウ・ソンミンくんは、新人ということをHPで見てはいましたが、これが初舞台だったとは!いきなりこんなにも広いステージで歌うことになって、さぞかし緊張していたんだろうけど、よくがんばっていました。
第3部の前に突然現れた孫社長にもまた驚かされました。その「人気」ぶりに司会の朝岡さんもびっくりしていましたが、ここまでいろいろあったけどとにかく今日のイベントが無事開かれてよかった、みんなのそうした気持ちだったんじゃないでしょうか。
そして現れたヨンジュンシとイェジンちゃん。またもお召し替えで、こんどは黒のスーツでした。これも素敵♪ 朝岡さんも、「何を着てもお似合いですね~」と絶賛しながら、「黒がお好きなんですか?」の質問に、ちょっと戸惑い気味のヨンジュンシ(そう私には見えた・・)。「どの色も好きです」ってキム・テイさんの通訳だったけど、「『ウンキョンの趣味で』って言いたいんじゃないかな・・」なんて心の中でつっこんでいました。
楽しかったトークショーも終わり、二人が退場すると言われた時、もうこれでイベントもおしまいなのかと、思ってしまっていました。それで、「まだ行かないで~!」との叫び声。もう一度出てきてくれた時はうれしかったけど、結局またすぐに引っ込んでしまって・・・。でも、もう一度出てこられるとの朝岡さんの言葉にホッとしたのでした。
音楽プロデューサーのチョ・ソンウさんのピアノ演奏。そして、それも終わろうかという時に、静かに現れたヨンジュンシとイェジンさん。マイクを手にしたイェジンちゃんは紙も手にしていたので、これは日本語での挨拶かな、って気がつきました。なかなか言葉が出てこなかったのは、あの会場の熱気が感無量だったのだと思います。そして、いつの間に出来たのか、ステージ中央奥にできた階段を一歩一歩上っていくイェジンさん。途中で何度も振り向いて手を振り、一番上でもまたこちらを見て手を振り、名残惜しそうに降りていく姿が印象的でした。
そして、一人残ったヨンジュンシ。やっと、オーケストラボックス前の花道まで出てきてくれました。手をふりながらゆっくりと中央へ。そこからもう一度花道へ来て欲しい!私の周りの誰もがそう思っていたのですが、結局それはなくて、また奥のステージへ。そして、イェジンさんと同じ階段を上っていくヨンジュンシ。ああ、今度こそ本当に行ってしまうんだ、そう思うと本当に涙が出てきました。あと数段で一番上、というところでこちらを向いて手を振ってくれたら、そのまま駆け上がるように上まで行って舞台から去って行かれてしまいました。
そして、興奮の余韻を伝えるかのように、ついさっきまで目の前で行われていたイベントの様子がスクリーンに映し出されて、本当にお別れとなってしまいました。2時間半のイベントということだったけど、終わって少しして時計を見たら、もう6時近くでした。でも、そんな長さも全く感じない、もっともっとヨンジュンシを見ていたかった、そんな約3時間でした。
なんだか呆然としてしまって、まだまだ会場内の余韻に浸っていたかったけど、ハッと思い立って、最後のチャレンジということで、帰りながら会場内のグッズ売り場に行って見ました。列はたいしたことはなかったのですが、「袋類完売」という文字が。訊いてみると、やっぱりファイルはもうないとのことでしたが、せっかくなので「ビジュアルブック」のみ買ってくることができました。
外のイベントグッズ売り場で、まだうちわを買えるとの事だったけど、行ってみるとやはりかなりの列だったし、なんだか今さらという感じがしてしまい、結局そのまま買わずに帰る事にしました。
帰りは「さいたま新都心」駅は混んでいそうだったので、ちょっと歩いて埼京線の「北与野」駅から乗車。都心を通っていくのでラッシュに巻き込まれるかと思っていたのですが、それほどひどい混雑でもなく、ラッキーに座ることも出来て、8時少し過ぎに無事家に帰りつきました。
上の子たちがもう高校生だし、子供達だけでの留守番でも十分平気だったのですが、ちょうどその日に来ることになっていた母がいっしょに留守番してくれて、しかも途中で帰るはずが結局私が戻るまで居てくれました。「たっぷり楽しんできてね。」って送り出してくれて、「どうだった?楽しかった?」って自分のことのように喜んでくれた母にも、もう感謝です。
短く済ませようと思っていたさいたまルポだけど、結局こんなにも長くなってしまいました。こんなにはしゃいでしまって、行けなかった方には申し訳ない感じだけど、とにかく書かずには居られない、そんな気持ちで書かせていただきました。
~そろそろ防災の日の引き取り訓練で小学校に行かなくてはならないので、ひとまずこの辺でいったんUPします。