(旧)ぐりぐり寺 寺だより

2010/05/04(火)23:48

細川家の至宝展 行きました

美術館・博物館の話(146)

東京国立博物館 6月6日(日)まで 「細川家の至宝-珠玉の永青文庫コレクション-」 細川家というのは、室町時代から戦国時代→江戸時代→明治、以下ずっと衰えることなく栄えてきた大名一族だったんですね。(戦国武将のことはサッパリ分からないので知らなかった) さすが歴史ある大名家のお宝は数が多いです。 前期と後期で入れ替えが多いものの、出品目録の冊子が8ページもある!中綴じ本ですよ。300点以上ありますよ。 先祖代々のお宝に加え、第16代のお殿様がお宝収集を趣味にしていたので、色んなジャンルの品々がありました。まさか東博でマティスを見ようとは。 鎧兜、茶道具、能面、陶器、仏像、発掘品、絵画・・・国宝や重文も数々あります。 あんまり沢山あったので何がどうだか忘れそうですが、入ってすぐの所にあった「守護天童像」っていう木像が面白かったです。お殿様の夢に出てきた童子だそうで。 黄不動にしても、蔵王権現にしても、どうして夢にでてくるのはこんなになっちゃうの。 白隠と仙がい(←漢字使えず)の禅画ものびのびしてて良かったし、仏像もなかなか・・・。隋時代の菩薩立像が小さな金銅仏で、法隆寺献納宝物っぽくもあり、可愛かったです。 イランの陶器に描かれたゆるい絵がぐっときました。 HPはこちらです。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る