309091 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

(旧)ぐりぐり寺 寺だより

(旧)ぐりぐり寺 寺だより

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

サイド自由欄

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

カテゴリ

2011年11月23日
XML
カテゴリ:仏像の話
11.11.23a


東京タワーすぐそばにある増上寺。
法然上人八百年忌で、三門を特別公開しています。
戦後初だそうですよ。
11月30日まで、10時~16時(入場30分前まで)。拝観料500円。


休日は待ち時間40分と聞いたので、自分にしては早目な10時30分に到着。
しかあし!

11.11.23b

すでに長蛇の列(・・;)。

やはり門の階段に着くまで40分かかりましたね~。

たまたま隣に並んでいた女性の方とあれこれ話しつつ、ちょっとずつ進む列を待ちました。
浜松からいらしたそうです!
楽しく話しながらなので、待ち時間が退屈でなくなりました。


門の一階にある自販機(!)で拝観券を購入し、案内リーフレット+竹製しおりと引き換えてもらってからいよいよ二階へ。
二階へは、もともとある階段の上に、新しく組んだ鉄の足場の階段を登っていきます。
それほど急じゃないや・・・と安心していたら、いったん踊り場で90度折れ曲がり、そこから階段第二弾が!
ここはかなり狭く、急勾配で、天井は頭ぶつけそうでした。
門はこうでなくっちゃ!?


二階には、中央に釈迦三尊像、両脇に十六羅漢像と歴代のお坊さん像が並んでおられます。

釈迦三尊と十六羅漢は400年前の仏様。普段公開していないからか、彩色が残ってます。
釈迦三尊の着衣がただの金ぴかではなく、金と黒と赤で蒔絵のような模様が描かれているのが特徴的でした。
お顔も、江戸時代によくある、くせのあるきついお顔ではなく、周囲の動的な十六羅漢と対照的に落ち着いて見えます。

十六羅漢は実物大くらいでしょうか。ちょいお顔大きめ。そして表情オーバー気味(^^)。
やたら長い眉毛を両手でつかんでいる尊者が、一番気になります。
中にはイケメン風尊者もおられますが、大方が・・・そのぅ・・・コメディアン・・・。

羅漢さんの一段下に座って並んでおられるのが、歴代の当主(というのか?)の像。
30数体あるようですが、中にはなくなってしまったものも。
羅漢さんよりずっと小さくて、おとなしめです。


三門そのものは重要文化財に指定されています。
内部は赤一色、または木肌一色で、京都の知恩院みたいに絵が描いてあるわけではありません。
関東大震災にも空襲にも負けず、増上寺で唯一残った建物。他の建物は空襲で焼けてしまったそうです。
ここから見る外の景色は、真ん中に一直線に延びていく道路、途中に赤門、あとは立ち並ぶ高層ビル。
江戸時代は海が見えたようです。


出口をくぐり、先ほどの列を見ると、さっきよりずーーーーーっと先まで延びている!
これは大変だ・・・。
もし行かれる場合は、できれば平日、休日は10時前に到着することをオススメします。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2011年11月23日 21時06分27秒
コメント(4) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.