The Terra 職人・坂本

今日は朝から雨模様・・皆様お元気でしょうか？

最近ブログを更新しなさ過ぎて　とうとう迷惑サイトからの侵入も無くなりまして、それはそれで良かったのですけど・・・何とも情けないです。反省ししてます。（国保さん調ではないです）

オリンピックはご覧になりましたか？
私は夜のニュースでちらちらと結果を拝見いたしましたが、競技以外でご自身の想定外の反応に苦労した国保さんを含め、皆さん本当にお疲れ様でした。

国保選手に関しては、若い方と年配の方の反応が大きく違うようで、なんと若い方の方が批判的らしいですね、面白いですね。
年配者の感覚としては、国保選手の服装や態度を認めているわけではないのですが、もう慣れてしまっているというか、「若い人ってそういうものだったんじゃないの？」「今更そんなこと言い出したって・・ねぇ」という、最初から何も期待していない、諦めた、という感じで、批判するのを忘れていたというのが本当のところだと思います。
何しろ私もそんな感じでしたから。

「スノーボーダーって、大体コスチュームからしてそれ自体がラフな（だらしない）感じだし、その人達を連れて行く時点でそんなことは不問なんじゃないの？」なんて思ったりしております。最初からチェックしておかなくちゃね、引率する責任者の方々がね、なんか小学生の遠足みたいですね。

会見での「チェッ　うるせーな・・」という発言も、私が見た感じでは、本人は全然悪い事という感覚もなく着てしまった服装に対し（もしかしたら彼にとっては非常に気合いを入れた正装だったかも）想像だにしない反響が起こってしまい、かなりパニックしてしまっているものの、それを見せるのはとても格好悪いので、わざと悪ぶって見せている、という感じだと思っちゃいましたが・・違っていたらごめんなさい国保さん、でもムカツクというよりも、「大学生のくせに幼いなぁ、幼稚だなぁ、情けないなぁ」という感想しか出てこなかったんですよね。

一方で若い方でも、非常に立派なコメントをなさっている選手も沢山いらっしゃいます。
今の世の中は年齢や性別など関係なく、常識的な方と非常識な方、頭のいい方悪い方（勉強の事じゃないです。学力優秀で頭が悪いと思われる方も沢山います）尊敬できる方・軽蔑する方がいらっしゃいますね。その格差は本当に大きいと思います。

日本人は基準が無くなっているのかもしれません。
唯一の基準とすれば、お金があるか無いか・・それが正しさの基準になりつつあることは確かですが、そうならない為の基準、他国では宗教とかありますから、最低限の共通した基準が有るわけですが、今の日本には無くなってきている気がします。（もちろん過ぎたるは及ばざるがごとしということもありますけど）

正しい・間違っている・強い・弱い・美しい・醜い・個性・・・
難しいですね、難しいですが、他人の気持ちを斟酌する、協調する・共生する・お互いが気持ちいい状態を作る・・なんていう事を基に、気がついた方から少しずつ気持ちの良い社会を目指して広げていくしかないようです。
すぐに結果が出るわけではないですが、少しずつ広げる、それしかないですよね。
少しずつ生きにくい世の中になってしまっているのは事実なので・・

今年の桃は、栗は、柿は甘いか苦いか・・
それは今までの木の環境や育ち方によるのですよね。

雨のせいか、非常に勢いの弱い本日のブログでした。