頑張ってる人に栄光を!
北島選手、本当におめでとう御座います。柔道女子も凄いですね、柔ちゃんは(もうこんな呼び方しないですか・・)惜しかったですが。でもそろそろ後進に席を譲っても良いかもしれません。次の選手を育てることも、彼女の大事な役割かもしれませんから。北島選手が100mで新記録・金メダルに輝いたときのインタビューは印象的でした。前回は超気持ちいい!と言っていましたが、今回はタオルで顔を押さえて、涙を拭きながら声を詰まらせていた、あの姿は正直言って意外でした。いつも強気で、抜群の身体能力を持った天才肌、という印象でしたが、最初のオリンピックからスランプもあり、精神的にも肉体的にも相当厳しい状態だったと思います。期待されていない選手はそれなりに自分で頑張るだけでしょうけど、あれほど期待されて、報道人に追われていると、勝たなければならない状況に追い詰められます。自分が調子が良ければそれも追い風に感じるでしょうが、うまくいかない時は逆に凄いプレッシャーになるはずです。そんな様々な逆境に打ち勝って、晴れの舞台で最高の成績を残せるということは、本当に精神力の強い人なんだろうなと、感心するとともに尊敬します。日本がアメリカに戦争で負けたときのように、明らかに力の差があれば精神力ばかりでは駄目ですが、オリンピックのように実力者どうしの戦いでは、最終的に何が決定打になるかといえば、精神力なんだと思うんですよ。我々凡人には考えられないような緊張感のなかで、ただ泳ぐことだけに集中して自分の最大限の能力を発揮できるという、その凄さ。これは才能だけではきっと出来ないことだと思うんですよ。才能がある人が、限界まで努力して得られるものだと思います。まぁ、そこまで努力できることも才能なんですよね、凡人は努力も中途半端で才能も中途半端、そのくせ結果は求めたりして、当然自分で納得できない結果になる。・・・反省です。平塚でも通り魔事件がありまして。人を傷つけることで憂さ晴らしをするような輩もいれば、最高のパフォーマンスを魅せて、人々に感動や勇気や元気を与えてくれる人もいるから、まぁ人間嫌なことばかりでは無いですね。私は・・・出来れば後者の様な強い人間になりたいです。