2011/07/23(土)21:13
とんでもない商法
今日は、枝豆狩りに行ってきました。しかし、収穫はありませんでした。10時スタートということで9時45分ぐらいに会場に到着。すでに100人ぐらい並んでいました。1000円手で持てるだけの枝豆を取れるという格安ルールなのです。で、10時になっても全然列は動きません。
なぜ列が動かないのか先頭まで見に行ってみると、受付テントにはパソコン1台とプリンター1台があり、その前におじさん4人がいました。受付の順番になると「枝豆1人、トウモロコシ5本、それから、ヤキトリ10本」と注文します。
それをきいて、4人のおじさんの一人がマウスで枝豆をクリック、人数1を入力。トウモロコシをクリック、本数5を入力。ヤキトリをクリック本数10を入力。入力終了後、プリントをクリック。プリンタから印刷された注文書をみて合計2千5百円というと、客は2500円を払います。「あっ、ひまわり10本を追加」というと、あらためてメニューからヒマワリをクリック、本数10を入力。プリントされる紙を見て・・・・・・・・。枝豆刈り、トウモロコシ販売、ヤキトリ、焼きそば、その他全ての買い物はこのパソコンで売買します。そばで、計測すると早くて一人3分。間違えたりするとそれ以上。ひとり3分と簡単に言いますが10人で30分、100人で5時間ですよ。屋台で一人3分もかけたら首ですよね。売る物はたくさんある。買いたい人も並んでいる。しかし、販売システムがタコなので受け付けのおじさん以外はただボーと待つばかり。ヤキトリを売るのになんでパソコンが必要か。おじさんたちは、俺は知らぬ、誰かが決めた、俺は言われたとおりやっていると平然としている。30分ぐらい待ちましたが、雨も降ってきたし、システムを変える様子もないのであほらしくなって、帰ってきました。 売る人の幸せ、買う人の幸せを考え臨機応変に動けなければ震災復興なんてできません。
日本をだめにするのは政治家ばかりじゃない。